東証グロース市場は米国株の上昇を受け、新興企業市場も買いが優勢となった。
東証マザーズ指数は大幅高。グロースCoreは続伸。マザーズ指数は2.6%高と日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)の上昇率を上回っており、出遅れ状態を修正するかような強い動きとなった。
ただ、買いはANYCOLORなど「いつもと同じ顔ぶれ」に集中。さらに、「個人のお金も、一部は半導体株などプライム銘柄の一角に向かった」とされ、株価指数の動きが強かった割に物色の広がり方は鈍かった。
東証グロース市場では、ビジョナルやFPパートナが上昇した。一方、エネチェンジやフィナHDは下落した。
値上がり銘柄数408、値下がり銘柄数98と、値上がりが優勢だった。
個別ではアクセルマーク、ヘッドウォータース、フィーチャ、アクリート、マーキュリーリアルテックイノベーターなど7銘柄がストップ高。ディー・ディー・エス、AI CROSS、レナサイエンス、ラストワンマイルは一時ストップ高と値を飛ばした。ユナイテッド、ランディックス、クリアル、アマガサ、BRUNOなど38銘柄は年初来高値を更新。TDSE、Arent、ブランジスタ、セキュア、アルファクス・フード・システムが買われた。
一方、モンスターラボホールディングスが年初来安値を更新。アマナ、ALiNKインターネット、ルーデン・ホールディングス、データセクション、フレアスが売られた。
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