東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。東証マザーズ指数の前引けは前日比12.61ポイント(1.60%)安い773.68だった。目先の利益を確定する売りが優勢だった。
本日は日経平均が踏ん張りを見せる傍ら、マザーズ指数は大きく反落している。昨日は日経平均が大幅安となった一方で、マザーズ指数は前の日の急伸の反動をこなしてプラス圏を維持して終えており、新興株のこれまでの出遅れ感解消への期待が高まっていただけに残念な動きだ。けん引役だったハイテク株が上昇一服となる一方で、出遅れ感のある新興株へと主役が綺麗に切り替わっていれば、息の長い上昇相場も意識されやすかっただろうが、足元の市場環境はそこまで強くないということだろう。
東証グロース市場ではヘッドウォやArent、M&A総研が売られた。一方、Gセキュリや弁護士ドットコムが買われた。
値上がり銘柄数172、値下がり銘柄数311と、値下がりが優勢だった。
個別ではカラダノート、ティムス、サークレイスが一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、BRUNO、アルファクス・フード・システム、ヘッドウォータース、フィーチャなど20銘柄は年初来高値を更新。WASHハウス、ビーマップ、AI inside、ブティックス、サイジニアが買われた。
一方、クリアルがストップ安。カオナビ、フリークアウト・ホールディングス、ハウテレビジョンは年初来安値を更新。コラボス、Arent、アドバンスト・メディア、TDSE、和心が売られた。
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