10日の東京株式市場は、しっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7700円を想定。(7日終値2万7518円31銭)
先週金曜の7日は聖金曜日で米国株が休場。
前週末7日の日経平均株価は、小幅ながら3日ぶりに反発して取引を終了。下げ止まりから、自律反発の動きが期待される。また、東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業に対し、改善を求めていることから、低PBRなどの割安株に物色の矛先が向かう場面もありそう。
ただ本日は通常以上に米株先物に神経質となる可能性が高く、本日の米国の反応を見ないと動きづらいというムードが強まると思われる。買いが先行した後は、プラス圏を意識しながら方向感に欠ける地合いが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=132円前後(前週末7日は131円87-90銭)、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の前半(同143円94-98銭)と小動き。
大阪取引所のナイトセッションでは、前週末7日の清算値比110円高の2万7650円だった。
【好材料銘柄】
■ドトール・日レスホールディングス <3087>
前期経常を39%上方修正。
■エクスモーション <4394>
12-2月期(1Q)経常は68%増益で着地。
■リプロセル <4978>
体内のホルモンやタンパク質などを測定する新規郵送検査サービス「ウェルミル」を開始。
■ワキタ <8125>
今期経常は11%増益、前期配当を3円増額・今期は5円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.18%にあたる210万株(金額で25億円)を上限に自社株買いを実施する。
■大和 <8247>
前期経常を69%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
10(月)
【国内】
3月景気ウォッチャー調査(14:00)
植田日銀新総裁による就任会見
《決算発表》
ウエルシアHD、コスモス薬品、SHIFT、クリエイトSDH、サカタのタネ、USENNEXT、ライフコーポ、タマホーム、リソー教育、コジマ、ライク、進和、東京個別、カネ美食品
【海外】
米2月消費者信用残高(4/11 4:00)
IMF・世銀春季総会(米ワシントン、~4/16)
休場:英国、香港(イースター・マンデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
