「スケジュール狩猟型の投資世界がNY市場」
「下落」
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
「FOMC議事要旨かで一部の当局者が地銀の流動性危機を巡る懸念を表明していた」。
だから株安という珍妙な解釈が聞こえる。
CPIは前年比伸び率が5.0%と前月の6.0%から減速した。
「ただ、基調的なインフレ圧力は継続。
FRBは5月の会合で追加利上げに動く公算が大きい」との見方。
結果はどうあれ解釈は一緒というのも興味深い。
だったらCPIも議事要旨も待つ必要はなかろう
3月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が5.0%。
前月の6.0%から減速し2021年5月以来の穏やかな伸びになった。
前月比も0.1%上昇。
2月の0.4%上昇から鈍化。
ガソリン価格の下落が寄与し食品も横ばいだった。
市場予想は前月比0.2%上昇、前年比5.2%上昇だった。
バイデン大統領のコメント。
「前年比インフレ率の急激な鈍化は国民がほっと一息つける余地がさらに生まれた」。
ガソリンは前月比4.6%下落。
家庭で消費される食品の価格は0.3%下落。
20年9月以来初めてマイナスに転じた。
卵の価格は10.9%急落。
「住宅需要の急減を背景に住宅コスト上昇が大幅に鈍化。
今後数カ月は強いディスインフレ圧力が働く。
減速がいったん始まれば、下方サプライズがあるかも知れない」という声もある。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比で5.6%上昇。
6カ月ぶりに伸びが加速した。
2月は5.5%上昇だった。
前月比では0.4%上昇。
2月は0.5%上昇だった。
3月21─22日のFOMC議事要旨。
米銀2行の経営破綻で広範な金融ストレスが引き起こされないと明確になるまで利上げを一時停止することが検討された。
最終的にはインフレ対応を優先すると結論付けたことが分かった。
CPIを受けてゴールドマン・サックス(GS)はFRBが6月に利上げを行うとの予想を撤回。
これまでは5月と6月の連続利上げを予想していた。
5月の利上げは依然として予想している。
FF金利先物が織り込む5月FOMCので0.25%利上げが確率は71%。
CPI発表前は約76%だった。
CPIを通過すれば次は14日の小売売上高が注目されている。
懲りないというか、飽きないというか。
常に何かの指標をツールにしながら、過去はあまり顧みないスケジュール狩猟型の投資世界がNY市場でもある。
国債利回りは低下。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.968%。
ドル円は133円台前半。
WTI原油先物5月限は前日比1.73ドル(2.1%)上昇の83.26ドル。
ビットコインは400ドル安の29925ドル。
SKEW指数は126.96→127.42→130.00。
恐怖と欲望指数は59→62(3月15日が22)。
水曜のNYダウは38ドル(0.11%)安の33646ドルと5日ぶりに反落。
高値33895ドル、安値33593ドル。
サイコロは9勝3敗。
騰落レシオは129.85%(前日121.01%)。
NASDAQは102ポイント(0.85%)安の11929ポイントと3日続落。
高値12134ポイント、安値11916ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは90.49%(前日89.60%)。
S&P500は16ポイント(0.41%)安の4091ポイントと続落。
高値4134ポイント、安値4086ポイント。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオは115.59%(前日110.31%)。
ダウ輸送株指数は140ポイント(0.98%)安の14220ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は56ポイント(1.83%)安の3052ポイントと続落。
VIX指数は19.10。
NYSE出来高は8.10億株(前日8.53億株)。
3市場合算出来高は104億株(前日98.4億株、直近20日平均は117.8億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の27945円。
ドル建ては大証日中比100ポイント安の27990円。
ドル円は133.12円。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.968%。
「日経平均は2万8000円台、TOPIXは2000ポイント台を回復」
水曜の日経平均は寄り付き62円高。
終値は159円(△0.57%)高の28082円と4日続伸。
4日続伸は3月3日→9日の5日続伸以来。
日足は2日連続で陽線。
先週水曜のマドは28139円→28133円にマド。
一方で今週火曜のマドは27737円→27854円。
TOPIXは15.07ポイント(△0.76%)高の2006ポイントと4日続伸。
日経平均は2万8000円台、TOPIXは2000ポイント台を回復した。
プライム市場指数は7.76ポイント高の1032.66と4日続伸。
16日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は0.94ポイント(△0.13%)高の745.36と3日続伸。
プライム市場の売買代金は2兆4386億円(前日は2兆5261億円)。
値上がり1324銘柄(前日1385銘柄)。
値下がり433銘柄(前日365銘柄)。
新高値144銘柄(前日79銘柄)。
新安値18銘柄(前日16銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは108.78(前日108.12)。
NTレシオは13.99倍(前日14.02倍)。
2日ぶりに13倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
下向きの25日線(27707円)からは△1.36%(前日△0.75%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は27259円。
15日連続で上回った。
上向きの200日線(27404円)からは△2.48%(前日△1.94%)。
13日連続で上回った。
上向きの5日線は27726円。
2日連続で上回った。
25日線を上抜けた。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.294%(前日▲11.904%)
買い方▲7.912%(前日▲8.274%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.541%(前日▲5.622%)。
買い方▲22.739% (前日▲22.806%)。
空売り比率は41.8%(前日43.7%、23日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.3%(前日9.0%)。
9日連続で1ケタ。
4月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.39%(前週▲10.03%)。
2週ぶりに悪化。
4月7日時点の裁定売り残は514億円減の2841億円。
4週ぶりに減少。
同裁定買い残は4089億円減の9528億円。
当限は売り残が510億円減の2662億円。
買い残が3951億円減の8911億円。
翌限以降は売り残が3億円減の178億円。
買い残が137億円減の616億円。
日経VIは16.77(前日16.90)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.48倍(前日13.36倍)。
13日連続で13倍台。
前期基準では13.93倍。
EPSは2083円(前日2090円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.20倍(前日1.20倍)。
BPSは23402円(前日23269円)。
10年国債利回りは0.460%(前日0.450%)。
日経平均の予想益回りは7.42%。
予想配当り利回りは2.28%。
プライム市場の予想PERは14.24倍。
前期基準では14.35倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の予想益回りは7.01%。
配当利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は13円高の2407円。
プライム市場の売買単価は2442円(前日2419円)。
プライム市場の時価総額は719兆円(前日714兆円)。
ドル建て日経平均は209.26(前日209.38)と反落。
65日連続で200ドル台。
水曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の27945円。
高値28235円、安値27910円。
大証先物夜間取引終値は日中比190円安の27900円。
気学では「転換日。高値は売り」。
金曜は「逆張りの日。前後場仕成りを異にする日」。
ボリンジャーのプラス1σが28136円。
プラス2σが28565円。
マイナス1σが27278円。
《今日のポイント4月13日》
(1)水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って下落。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.968%。
ドル円は133円台前半。
SKEW指数は126.96→127.42→130.00。
恐怖と欲望指数は59→62(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数は140ポイント(0.98%)安の14220ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は56ポイント(1.83%)安の3052ポイントと続落。
VIX指数は19.10。
NYSE出来高は8.10億株(前日8.53億株)。
3市場合算出来高は104億株(前日98.4億株、直近20日平均は117.8億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比145円安の27945円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆4386億円(前日は2兆5261億円)。
値上がり1324銘柄(前日1385銘柄)。
値下がり433銘柄(前日365銘柄)。
新高値144銘柄(前日79銘柄)。
新安値18銘柄(前日16銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは108.78(前日108.12)。
NTレシオは13.99倍(前日14.02倍)。
2日ぶりに13倍台。
サイコロは9勝3敗で75.00%。
(4)下向きの25日線(27707円)からは△1.36%(前日△0.75%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は27259円。
15日連続で上回った。
上向きの200日線(27404円)からは△2.48%(前日△1.94%)。
13日連続で上回った。
上向きの5日線は27726円。
2日連続で上回った。
25日線を上抜けた。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.294%(前日▲11.904%)
買い方▲7.912%(前日▲8.274%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.541%(前日▲5.622%)。
買い方▲22.739% (前日▲22.806%)。
(6)空売り比率は41.8%(前日43.7%、23日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.3%(前日9.0%)。
9日連続で1ケタ。
4月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.39%(前週▲10.03%)。
2週ぶりに悪化。
4月7日時点の裁定売り残は514億円減の2841億円。
4週ぶりに減少。
同裁定買い残は4089億円減の9528億円。
当限は売り残が510億円減の2662億円。
買い残が3951億円減の8911億円。
翌限以降は売り残が3億円減の178億円。
買い残が137億円減の616億円。
日経VIは16.77(前日16.90)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.48倍(前日13.36倍)。
13日連続で13倍台。
前期基準では13.93倍。
EPSは2083円(前日2090円、3月31日は2119円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.20倍(前日1.20倍)。
BPSは23402円(前日23269円)。
10年国債利回りは0.460%(前日0.450%)。
(8)プライム市場の単純平均は13円高の2407円。
プライム市場の時価総額は719兆円(前日714兆円)。
ドル建て日経平均は209.26(前日209.38)と反落。
65日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28136円。
プラス2σが28565円。
マイナス1σが27278円。
今年の曜日別勝敗(4月12日まで)
↓
月曜8勝5敗
火曜9勝4敗
水曜10勝5敗
木曜5勝8敗
金曜10勝4敗
4月7日時点のQuick調査の信用評価損率は▲10.39%(前週▲10.03%)。
2週ぶりに悪化。
4月7日時点の信用売り残は675億円減の6809億円。
2週連続で減少。
同信用買い残は1436億円増の3兆3941億円。
2週ぶりに増加。
信用倍率は4.98倍(前週4.34倍)。
2週連続で4倍台。
4月7日時点の裁定売り残は514億円減の2841億円。
4週ぶりに減少。
同裁定買い残は4089億円減の9528億円。
当限は売り残が510億円減の2662億円。
買い残が3951億円減の8911億円。
翌限以降は売り残が3億円減の178億円。
買い残が137億円減の616億円。
日経VIは16.77(前日16.90)。
2月16日の安値は14.63。
CPIを通過すれば次は14日の小売売上高に注目するという解釈が聞こえる。
懲りないというか、飽きないというか、改めないというか。
常に何かの指標をツールにしながら、過去はあまり顧みないスケジュール狩猟型の投資世界のNY市場。
そして・・・。
場況は相場の後講釈だから当然ながら相場追随型になる。
だから真相を表願しているとは限らないのも自明の理。
事前の観測がどうであろうと上昇した時は好材料主流。
下落した時は悪材料主流となる。
ある意味、相場観は「場況を疑う」ことから始まるともいえる。
活字や映像が必ずしも正しいとは限らない。
そして専門家が必ずしも正しいとは限らない。
むしろ専門家の方がムラ社会で育っているから間違えやすいともいえる
猫の目のように日々移ろう声を信じることではなく、世間の常識で相場を見ることだ。
市場は外部材料であるイベントや経済指標を相場の動きの原因にする。
しかしCPIは市場予想を下回っており実は材料にならず通過しただけ。
FOMC議事要旨では一時利上げ停止も議題となった。
つまり市場が思い描いたような結果だったにもかかわらず株価は下落。
つじつまが合わない。
「過去12日のサイコロジカルが10勝2敗だったから」。
相場変動の要素は相場の中にあるとした方がわかりやすい。
高級ではなく低俗かも知れないが。
時間つぶしの経済論議に付き合うのは何も生まないし無駄でもある。
市場関係者岡本さんの昨日のメルマガが興味深かった。
↓
証券界の人なら知っているでしょうが、バフェットさんは元証券マンで、証券マン失格だった人。
証券マン失格でよく投資家になれたなと思う方は証券界のことを余り知らない方かもしれません。
バフェットさんは逆張り投資。
上がっている銘柄に順張りするのではなく、動いていないもの、下がっているものから有望株を選び投資する。
流れに乗っていない銘柄が上がるまでは時間がかかる。
今よく言う時間をかけて待つ「ほったらかし投資」。
お客さんは時間がかかってもバフェット銘柄は必ず上がることを体験しているから上がるまで売らない。
売らなければ手数料が上がらない。
手数料が上がらなければ証券マンとして失格。
バフェットさんと逆に相場観、個別観がない証券マンは推奨銘柄が下がるから、次の銘柄に乗り換えさせ、それも失敗…の繰り返し。
客は損するけど、手数料は上がる。
皮肉な話に証券マンとして有能。
相場観、個別観がなくても、客のためと真面目に銘柄を推奨する証券マンはいい。
でも、客のことを考えるより、自分の手数料を上げることを優先している証券マンもいる。
後者の2つのタイプの証券マン。
客をつぶしてしまうから、また、新しい客を開拓せざるをえなくなる。
その客もつぶす。
次の客を開拓する…の繰り返しで営業力をつけ「大物営業マン」に化けるケースもある。
なお、証券マン失格のバフェットさん。
「なら、自分が投資家になろう」と証券マンをやめて、投資家になったら大成功!
証券マン失格でも、「客のため」を貫いたから成功したのだと思います。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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