東証グロース市場は、グロースCoreは小じっかり。東証マザーズ指数は小幅安。
東証マザーズ指数の前引けは前週末比0.35ポイント(0.05%)安い756.22だった。マザーズ指数は前週末までに5日続伸しており、利益確定目的の売りに押された。もっとも、個別で好材料が出た銘柄への買いも目立ち、指数は上げる場面があった。
朝方にプラス圏に浮上するも、買いは続かず前週末終値付近でこう着感が強まっている。景気後退懸念が強まっていることが国内の個人投資家心理の重しとなっているか。また、ウォラー理事のタカ派発言に加えて米長期金利が3.5%台まで上昇しており、バリュエーション面での割高感が意識されやすい新興株を手掛けにくい可能性があるだろう。
東証グロース市場では、カイオムやセルシード、エルテスは下落した。一方、QDレーザやカバー、エディアが上昇した。
値上がり銘柄数192、値下がり銘柄数298と、値下がりが優勢だった。
個別ではエディア、関通がストップ高。Arent、きずなホールディングス、グッドパッチは一時ストップ高と値を飛ばした。テックファームホールディングス、オークファン、ヘッドウォータース、アララ、チームスピリットなど16銘柄は年初来高値を更新。カルナバイオサイエンス、リニューアブル・ジャパン、QDレーザ、アジャイルメディア・ネットワーク、YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDRは値上がり率上位に買われた。
一方、モビルスがストップ安。アマナ、夢展望、イメージ情報開発、インターファクトリー、EduLabなど18銘柄は年初来安値を更新。property technologies、エーアイ、ビープラッツ、オンデック、クリーマが売られた。
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