値上がり優勢、好業績株などに買い

 
東証グロース市場は直近上場株や好業績株などに買いが入り堅調だった。東証マザーズ指数は反発、グロースCoreは8営業日続伸。東証マザーズ指数の終値は前日比10.01ポイント(1.32%)高い765.62だった。3月9日以来の高値。日経平均株価の上昇を受け個人投資家の心理が上向き、時価総額の大きい主力銘柄を中心に買われた。
 
東証グロース市場ではビジョナルやフリーが上昇した。一方、ステムリムやバイセルは下落した。
 
東証グロース市場に18日に新規上場したジェノバは買い気配のまま売買不成立で終えた。気配値は公開価格(470円)の2.3倍にあたる1081円に切り上げた。
値上がり銘柄数274、値下がり銘柄数222と、値上がりが優勢だった。
 
市場関係者は「値動きの良い銘柄を好む個人投資家などの資金が新興企業市場に集まった」と指摘していた。
 
個別では、ロコンド、ZUU、TORICO、セルシード、ラストワンマイルがストップ高。トリプルアイズ、QDレーザは一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、うるる、GMOフィナンシャルゲート、日本情報クリエイト、チームスピリットなど21銘柄は年初来高値を更新。プログリット、キャンバス、True Data、スポーツフィールド、ELEMENTSが買われた。
 
一方、Arentがストップ安。アマナ、夢展望、グランディーズ、UUUM、フィーチャなど16銘柄は年初来安値を更新。アクシスコンサルティング、エーアイ、データホライゾン、Fusic、アジャイルメディア・ネットワークが売られた。
 

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