19日の東京株式市場は、もみ合いとなりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万8400円－2万8800円を想定。（18日終値2万8658円83銭）
米国株はまちまち。ダウ平均とナスダックが下落した一方、S&P500は上昇。ダウ平均は10ドル安の33976ドルで取引を終えた。日本株も主力株の決算発表を先に控える中、きょうは上にも下にも動きづらいと予想する。
日経平均株価は、きのう18日の堅調な地合いが継続し、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、直近の8連騰で合計1180円強上昇し、18日時点での25日移動平均線とのかい離率はプラス3.3％と、3月9日の同3.4％以来の水準にある。短期的な過熱感を警戒する場面もありそうだ。
為替相場は、ドル・円が1ドル＝134円ちょうど近辺（18日は134円22－24銭）、ユーロ・円が1ユーロ＝147円台の前半（同147円23－27銭）と、やや円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、18日の大阪取引所清算値比5円高の2万8655円だった。
【好材料銘柄】
■フレクト <4414>
前期経常を一転8％増益に上方修正・最高益更新へ。
■守谷輸送機工業 <6226>
前期経常を70％上方修正。
■NFKホールディングス <6494>
横浜市鶴見区に保有する固定資産の売却に伴い、24年3月期に売却益5.4億円を特別利益に計上する。
■カクヤスグループ <7686>
前期経常を93％上方修正、未定だった配当は10円増配。
【主な経済指標・スケジュール】
19（水）
【国内】
3月訪日外客数（16:15）
【海外】
米地区連銀経済報告（ベージュブック）
米20年国債入札
《米決算発表》
テスラ、モルガン・スタンレー、ＩＢＭ、トラベラーズ、アボット･ラボラトリーズ、ＵＳバンコープ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
