東証スタンダード市場は大型株に戻り売りが出て軟調に始まったが、岸田首相が海外からの投資拡大のため新たな数値目標を設定したアクションプランを示すと伝わると半導体関連株が買われた。スタンダードTOP20は強含み。出来高1億4379万株。値上がり銘柄数623、値下がり銘柄数511と、値上がりが優勢だった。
きょう東証スタンダード市場に上場した南海化学は公開価格1740円を46%上回る2533円で初値を付けた。その後は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる3035円まで上昇した。化学工業薬品、農薬、医薬部外品や食品添加物の製造販売のほか、産業廃棄物の収集などを手がける。
個別では,南海化学、元旦ビューティ工業、ダイワ通信がストップ高。ジオコードは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンディル、極楽湯ホールディングス、アルバイトタイムス、タウンニュース社、北海道コカ・コーラボトリングなど48銘柄は年初来高値を更新。ヴィッツ、エキサイトホールディングス、関門海、nms ホールディングス、サイバーステップが買われた。
一方、クオンタムソリューションズ、セリア、フライトホールディングス、ガーラ、プライム・ストラテジーなど15銘柄が年初来安値を更新。萬世電機、アシードホールディングス、ポプラ、Abalance、新潟交通が売られた。
