値下がり優勢、手じまい売りが優勢

 
東証グロース市場は週末を控えて手じまい売りが優勢となり軟調だった。東証マザーズ指数は反落し、グロースCoreは続落した。東証マザーズ指数の終値は前日比13.32ポイント(1.74%)安い752.88だった。下落率は2%を超える場面もあった。
前日の米株式相場の下落が投資家心理の重荷となり、国内新興市場でも売りが優勢となった。東証プライム市場では半導体関連の大型株への買いが目立ったため、中小型株に資金を傾ける動きが限られたとの見方もあった。
 
今週の新興企業市場は「値動きの良い銘柄の売買が活発で、投資家がはしゃぎ過ぎた」との見方があった。週末を前に、利益を確定する動きが増えたとみられる。
東証グロース市場ではビジョナルやM&A総研、TKPが下げた。一方、JTOWERやサンバイオは上げた。
値上がり銘柄数110、値下がり銘柄数385と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではTrue Data、Welbyがストップ高。ファンデリー、Waqoo、ジャパン・ティッシュエンジニアリングは一時ストップ高と値を飛ばした。オークファン、チームスピリット、旅工房、ミクリード、サンウェルズなど10銘柄は年初来高値を更新。gooddaysホールディングス、Arent、海帆、リックソフト、SERIOホールディングスが買われた。
 
一方、QDレーザが一時ストップ安と急落した。ケアネット、夢展望、GA technologies、ビリングシステム、ソフトマックスなど42銘柄は年初来安値を更新。ジェノバ、ヘッドウォータース、トリプルアイズ、アクシスコンサルティング、unerryが売られた。
 
 
 

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