「選球眼」
「ダウ輸送株指数、SOX指数ともに3%超下落」
週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の下落。
S&P500とNYダウは3月22日以来の大幅下落。
NASDAQナスダック総合は3月9日以来の下落率。
物流大手UPSの低調な業績見通しが景気の減速懸念を増加した格好。
UPSは10%急落し2006年7月以来の大幅安。
この影響でダウ輸送株指数は3.6%安と昨年9月以来の大幅下落。
ファースト・リパブリック・バンクの大規模な預金流出も悪材料視。
銀行の健全性への不安が高まった。
連邦債務上限を巡る交渉が膠着状態にあることも引き続き懸念材料。
4月のCB消費者信頼感指数は101.3。
3月改定値104.0から低下し2022年7月以来9カ月ぶりの低水準。
予想は104.0だった。
「FRBがいつ利上げを一時停止し、どのくらい長く金利をその水準に据え置くのか。
これは明確になれば、連邦債務上限問題に対する懸念は和らぐだろう」と勝手な見方もある。
FOMCは0.25%の追加利上げ見通し。
ただFRBが年内に利下げに転じる確率は50%。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.948%。
ドル円は133円台前後半。
WTI原油先物6月限は前週末比1.69ドル(2.2%)安の77.07ドル。
SKEW指数は132.94→132.40→130.29。
恐怖と欲望指数は63→57(3月15日が22)。
火曜のNYダウは344ドル(1.02%)安の33530ドルと3日ぶりに反落。
高値33875ドル、安値33525ドル。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは156.71%(前日153.56%)。
NASDAQは238ポイント(1.98%)安の11799ポイントと続落。
高値11990ポイント、安値11798ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは97.10%(前日101.73%)。
S&P500は65ポイント(1.58%)安の4071ポイントと3日ぶりに反落。
高値4126ポイント、安値4071ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは125.18%(前日140.42%)。
ダウ輸送株指数524ポイント(3.62%)安の13940ポイントと反落。
SOX指数は101ポイント(3.37%)安の2906ポイントと5日続落。
VIX指数は18.76と上昇。
NYSE出来高は9.09億株(前日7.83億株)。
3市場合算出来高は108億株(前日95億株、直近20日平均は103億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比250円安の28370円。
ドル建ては大証日中比220円安の28409円。
ドル円は133.71円。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.948%。
「プライム市場の騰落レシオは146.54%」
週明けの日経平均は寄り付き104円高。
一時200円以上上昇し28800円台を回復した場面もあった。
終値は26円(△0.09%)高の28620円と続伸。
日足は3日連続で陰線。
14日に空いたマドは28163円→28493円。
三電機(6503))が13連騰、メディパル(7459)が14連騰。
TOPIXは4.81ポイント(△0.24%)高の2042ポイントと続伸。
プライム市場指数は2.48ポイント高の1050.82と続伸。
東証マザーズ指数は2.99ポイント(▲0.40%)安の750.83と反落。
プライム市場の売買代金は2兆3472億円(前日は2兆0568億円)。
値上がり1079銘柄(前日1135銘柄)。
値下がり666銘柄(前日614銘柄)。
新高値296銘柄(前日207銘柄)。
4日連続でケタ。
新安値19銘柄(前日16銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは146.54(前日133.10)。
プライム市場に再編後最高値。
NTレシオは14.01倍(前日14.03倍)。
9日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
TOPIXは9勝3敗で75.00%。
マザーズ指数は8勝4敗で66.66%。
上向きの25日線(28030円)からは△2.10%(前日△2.25%)。
11日連続で上回った。
上向きの75日線は27542円。
24日連続で上回った。
上向きの200日線(27497円)からは△4.08%(前日△4.03%)。
22日連続で上回った。
上向きの5日線は28608円。
3日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.297%(前日▲11.772%)
買い方▲8.545%(前日▲8.354%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.800%(前日▲5.518%)。
買い方▲23.252% (前日▲22.973%)。
空売り比率は40.8%(前日40.4%、32日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.5%(前日6.3%)。
3月1日が18.4%、4月14日が12.0%だった。
4月21日時点の信用売り残は360億円増の8037億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は0.8億円減の3兆3284億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.14倍(前週4.34倍)。
4週連続で4倍台。
日経VIは16.27(前日16.32)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.61倍(前日13.66倍)。
前期基準では14.18倍。
EPSは2102円(前日2093円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.22倍(前日1.22倍)。
BPSは23459円(前日23437円)。
10年国債利回りは0.475%(前日0.465%)。
日経平均の予想益回りは7.35%。
予想配当り利回りは2.24%。
プライム市場の予想PERは14.44倍。
前期基準では14.60倍。
PBRは1.21倍。
プライム市場の予想益回りは6.92%。
配当利回り加重平均は2.48%。
プライム市場の単純平均は3円高の2450円。
プライム市場の売買単価は2439円(前日2480円)。
プライム市場の時価総額は732兆円(前日730兆円)。
ドル建て日経平均は213.31(前日212.96)と反発。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比250円安の28370円。
高値28800円、安値28360円。
大証先物夜間取引終値は大証日中180円安の28440円。
気学では「気味の急変をみることあり」。
木曜は「戻り売りの日」。
金曜は「押し目買い方針の日。突込み安は後引き返す」。
ボリンジャーのプラス1σが28311円。
プラス2σが28763円。
プラス3σが29215円。
マイナス1σが27407円。
アノマリー的には「ラマダン終了」で「水星逆行(→5月15日)」。
明日が「変化日」。
そして5月5日まで「八専」。
月足陽線基準は28188円。
《今日のポイント4月26日》
(1)週明けのNY株式市場で主要3指数は揃って1%超の下落。
10年国債利回りは3.399%。
2年国債利回りは3.948%。
ドル円は133円台前後半。
SKEW指数は132.94→132.40→130.29。
恐怖と欲望指数は63→57(3月15日が22)。
(2)ダウ輸送株指数524ポイント(3.62%)安の13940ポイントと反落。
SOX指数は101ポイント(3.37%)安の2906ポイントと5日続落。
VIX指数は18.76と上昇。
NYSE出来高は9.09億株(前日7.83億株)。
3市場合算出来高は108億株(前日95億株、直近20日平均は103億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比250円安の28370円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆3472億円(前日は2兆0568億円)。
値上がり1079銘柄(前日1135銘柄)。
値下がり666銘柄(前日614銘柄)。
新高値296銘柄(前日207銘柄)。
4日連続でケタ。
新安値19銘柄(前日16銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは146.54(前日133.10)。
プライム市場に再編後最高値。
NTレシオは14.01倍(前日14.03倍)。
9日連続で14倍台。
サイコロは10勝2敗で83.33%。
(4)上向きの25日線(28030円)からは△2.10%(前日△2.25%)。
11日連続で上回った。
上向きの75日線は27542円。
24日連続で上回った。
上向きの200日線(27497円)からは△4.08%(前日△4.03%)。
22日連続で上回った。
上向きの5日線は28608円。
3日ぶりに上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.297%(前日▲11.772%)
買い方▲8.545%(前日▲8.354%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.800%(前日▲5.518%)。
買い方▲23.252% (前日▲22.973%)。
(6)空売り比率は40.8%(前日40.4%、32日連続で40%超)
空売り規制なしの銘柄の比率7.5%(前日6.3%)。
3月1日が18.4%、4月14日が12.0%だった。
4月21日時点の信用売り残は360億円増の8037億円。
2週連続で増加。
同信用買い残は0.8億円減の3兆3284億円。
2週連続で減少。
信用倍率は4.14倍(前週4.34倍)。
4週連続で4倍台。
日経VIは16.27(前日16.32)。
2月16日の安値は14.63。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.61倍(前日13.66倍)。
EPSは2102円(前日2093円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.22倍(前日1.22倍)。
BPSは23459円(前日23437円)。
10年国債利回りは0.475%(前日0.465%)。
(8)プライム市場の単純平均は3円高の2450円。
プライム市場の時価総額は732兆円(前日730兆円)。
ドル建て日経平均は213.31(前日212.96)と反発。
(9)ボリンジャーのプラス1σが28311円。
プラス2σが28763円。
プラス3σが29215円。
マイナス1σが27407円。
アノマリー的には「ラマダン終了」で「水星逆行(→5月15日)」。
明日が「変化日」。
そして5月5日まで「八専」。
月足陽線基準は28188円。
今年の曜日別勝敗(4月25日まで)
↓
月曜10勝5敗
火曜11勝4敗
水曜10勝6敗
木曜7勝8敗
金曜11勝5敗
株は上がれば下がる。
下げれば上がる。
これは自然の運動のような法則だ。
それでも市場はその株価変動に後付けの理由を見つけようとする。
UPSの決算が悪かった。
ファースト・リパブリック・バンクは第1四半期に1000億ドル余りの預金が流出した。
CB消費者信頼感指数が101.3と2022年7月以来9カ月ぶりの低水準。
挙句の果てには株安ドル安債券高を背景に「FRBが利上げを一時停止すれば連邦債務上限問題に対する懸念は和らぐ」。
自分勝手な意見で市場の望みを実現させようという勝手な輩も登場する。
慢性的な債務上限問題を持ち出すときは真の理由は別にあることが多い。
あるいは、下げそのものが市場が持ち出す理由とは異なる場合だらけだ。
上げてきたのだから下がる。
これでは解説にならないので、理由を見つけようとする市場関係者。
しかしこの摂理だけは変わらない。
「FRBが利上げを止めれば」よりは「NYダウの騰落レシオが80%を割れば株は上がる」。
この解釈はどうして聞かれないのだろう。
市場はそんなに外部材料だけで動くものではない。
むしろ内部材料やフツーの解釈で十分だと思うが、市場内外のプレイヤーが意味のない高級な解釈を求めるからややこしい。
データと指標の好きなNYの「この指とまれ」の解釈に乗っても相場観には役立たないのだろう。
所詮市場は人間の心理=欲望の集積所に過ぎないのだから。
「日経平均はサイコロが10勝2敗。
新高値296銘柄。
ボリンジャーのプラス2σが28763円」。
ボールゾーンでバットを振るから凡打になる。
ストライクが来るのを待てば良い。
しかもじっくりひきつければ長打やホームランが打てる。
この選球眼が必要であることは間違いない。
◇━━━ カタリスト━━━◇
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(兜町カタリスト櫻井)
