弱含みの展開か

27日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8200円-2万8500円を想定。(26日終値2万8416円47銭)
米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落し、ナスダックが上昇した。ダウ平均は228ドル安の33301ドルで取引を終えた。

きのう26日の日経平均株価は、3日ぶりに反落。前日の弱い動きに加え、米国の金融不安が重しとなり、売り優勢のスタートになりそう。

あす28日にかけ、日銀金融政策決定会合が行われることから、内容を確認したいとして、模様眺めムードが広がることも想定される。

国内ではファナックやアドバンテストが今期の減益見通しを提示しており、企業決算に対する警戒も高まりやすい局面。植田新総裁下で初の日銀会合が開催され、手がけづらさも意識されることから、リスク回避の売りに押される地合いが続くと予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の半ば(26日は133円45-47銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=147円台の半ば(同147円05-09銭)とやや円安方向にある。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比95円安の2万8315円だった。

【好材料銘柄】 

■ニューラルポケット <4056> 
ソニーとサイネージ関連事業やAIを利用した人体の態度検知関連事業で業務提携。また、ソニーを割当先とする69万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は971円。

■サイバートラスト <4498> 
今期経常は31%増で9期連続最高益更新へ。

■jig.jp <5244> 
前期経常を7%上方修正・最高益予想を上乗せ。

■野村マイクロ・サイエンス <6254> 
前期経常を22%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も50円増額。

■日立建機 <6305> 
今期最終は17%増で2期ぶり最高益更新へ。

■小糸製作所 <7276> 
今期経常は39%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.98%にあたる1600万株(金額で350億円)を上限に自社株買いを実施する。

■東京通信グループ <7359> 
5月17日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。

【主な経済指標・スケジュール】

27(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~4/28)
《決算発表》
キーエンス、第一三共、OLC、信越化、デンソー、中外薬、アステラス薬、JR東日本、京セラ、豊田織機、豊通商、NRI、キッコーマン、ANA、関西電、JPX、アイシン、大和証G、ZOZO、ミスミG、マキタ、MonotaRO、ヒューリック、富士電機、JSR、住友林、新電工、スタンレ電、富通ゼネ、トヨタ紡織、ジェイテクト、山崎パン、ISID、豊田合、邦ガス、マブチ、日ガス、相鉄HD、MARUWA、航空電、松井証、アサヒHD、四国電、沖縄セルラー、シンプレクスH、インフォコム、北陸電、マネックスG、北海電、岡三、FPG、積水樹、東エレデバ、日本エスコン、三菱総研、山洋電、ストライク、マクセル、太平洋、西部ガスH、JVCKW、Vコマース、ナガセ、大阪製鉄、愛知鋼、SBテクノロジ

【海外】
米1-3月期GDP速報値(21:30)
米3月NAR仮契約住宅販売指数(23:00)
米7年国債入札
《米決算発表》
アマゾン・ドットコム、インテル、キャタピラー、メルク、マスターカード、ファースト・ソーラー、ギリアド・サイエンシズ、アムジェン

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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