値下がり優勢、米ハイテク株高を受け

 
東証グロース市場は、東証マザーズ指数は小幅高。グロースCoreは小幅安。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.79ポイント(0.11%)高い738.60だった。前日の米ハイテク株高を受けて、日本のグロース(成長)株にも買いが優勢となった。
 
前場中ごろに「日銀は28日の金融政策決定会合で、過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入った」と伝わると、マザーズ指数は上げ幅を縮めた。植田和男新総裁の就任後初めてとなる日銀の会合結果の発表を控えて、相場の方向感は乏しかった。
 
東証グロース市場では、ニューラルやサイバトラス、カバーが上げた。一方で、ティムスやグッドパッチは下げた。
月面着陸の失敗を受けて前日まで連日で制限値幅の下限(ストップ安)水準で配分されたアイスペースは売り気配で始まり、前日比9%安の1082円で寄り付いた。前引けは同12%安の1036円だった。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数299と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、ニューラルポケット、カバーが一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、ファンデリー、オークファン、アルファクス・フード・システム、Welbyなど9銘柄は年初来高値を更新。サイバートラスト、ヘッドウォータース、プログリット、ジャパン・ティッシュエンジニアリング、ファンペップが買われた。
 
一方、Ridge-iがストップ安。サンワカンパニー、ビリングシステム、プレイド、Jストリーム、ワンキャリアなど24銘柄は年初来安値を更新。ispace、かっこ、アクアライン、ティムス、関通が売られた。
 

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