8日のNYダウ工業株30種平均は反落し、前週末比55ドル69セント(0.2%)安の3万3618ドル69セントで終えた。
【シカゴ日本株先物概況】
8日のシカゴ日経平均先物は下落した。6月物は前週末比50円安の2万9050円で終えた。
4月の米消費者物価指数(CPI)が10日に公表されるのを前に様子見姿勢が広がった。米銀の貸し出し基準の厳格化が米景気を冷やすとの観測から8日のNYダウ工業株30種平均が下落し、日経平均先物にも売りが優勢となった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
29050 ( +100 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
29065 ( +115 )
( )は大阪取引所終値比
【欧州株式市場】
■イギリス・ロンドン株価指数
国王戴冠式後のバンクホリデーで休場
■ドイツ・フランクフルト株価指数
DAX 15952.83(-8.19)
8日のドイツ株価指数(DAX)は小幅に反落した。前週末に比べ8.190ポイント(0.1%)安の1万5952.83で終えた。8日発表のドイツの3月の鉱工業生産指数が前月比3.4%低下した。市場予想以上に低下し、相場の重荷となった。前週末5日に1年4カ月ぶり高値を付けていたため、目先の利益を確定させる売りも出た。ミュンヘン再保険、メルクの下げが目立った。一方、コメルツ銀行やドイツ銀行などの上昇は支えとなった。
個別では、コメルツ銀行が1.5%高で上昇率トップ。ハノーバー再保険は1.41%、BMWは1.28%それぞれ買われた。一方、製薬大手メルクは2.51%下落したほか、ミュンヘン再保険は2.31%安、ポルシェも1.52%安と売られた。
■フランス・パリ株価指数
CAC40 7440.91(+7.98)
フランスCAC40種指数は0.11%高だった。
