東証グロース市場は個人投資家の旺盛な運用意欲を背景に買いが優勢となった。東証マザーズ指数、グロースCoreは堅調。東証マザーズ指数の終値は前日比7.30ポイント(0.95%)高い773.24だった。2月16日以来の高値水準となる。好材料の出た銘柄を中心に資金が集まった。日経平均株価の上昇も投資家心理の支えとなった。
エネチェンジやステムリム、チャットWが上昇した。一方、日本電解やAIins、monoAIは下落した。
値上がり銘柄数295、値下がり銘柄数182と、値上がりが優勢だった。
グロース市場銘柄の3割超は下落した。個人の売買は短期運用が多く、資金量も限られるため、上げ足が鈍ると利益確定の動きが出やすい。
個別ではカヤック、エーアイ、BTM、TORICOがストップ高。サイフューズ、トリプルアイズは一時ストップ高と値を飛ばした。アンビション DX ホールディングス、農業総合研究所、データホライゾン、アドバンスト・メディア、シェアリングテクノロジーなど15銘柄は昨年来高値を更新。ピアズ、ENECHANGE、グラッドキューブ、AI CROSS、Chatworkが買われた。
一方、ヤプリが昨年来安値を更新。AI inside、monoAI technology、I-ne、INCLUSIVE、日本電解が売られた。
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