反落スタート、米金融引き締めに警戒

【寄り付き概況】

8日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比71円95銭安の2万8237円21銭だった。
前日の米国株市場ではパウエルFRB議長の米上院銀行委員会での議会証言がタカ派に傾斜した内容であったことから、市場のセンチメントが悪化しNYダウが570ドル強の大幅下落を示した。
東京株式市場でも米株安を受け足もとリスク回避目的の売りに押される状況にある。日経平均は前日まで3営業日で800円以上の上昇を示しており、目先スピード警戒感からの売りも出やすい。

一方、外国為替市場で1ドル=137円台まで急速なドル高・円安が進んでいることは株価の下支え材料となる可能性があるだろう。

市場では「日経平均は2万7500円を中心としたレンジ相場を上に抜け、テクニカル分析上で上昇基調にある。朝方に下げたタイミングでは押し目買いが入ったようだ」との声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)も朝安後上昇に転じた。

個別では、ファストリが高い。東エレクが買われている。三菱自、マツダも高い。一方、日産自が売られている。INPEX、住友鉱が安い。

 

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