値下がり優勢、運用リスクを回避する目的の売り

 
東証グロース市場は、前日の米株式市場が大幅下落したことを受け、軟調な展開となっている。東証マザーズ指数は小甘い。グロースCoreは反落。
東証マザーズ指数の前引けは前日比0.34ポイント(0.04%)安い772.90だった。前日の米株式相場が下落した流れを受け、8日の国内新興市場でも幅広い銘柄に運用リスクを回避する目的の売りが先行した。その後日経平均株価が上げに転じるなど、国内株式相場の底堅さが意識されると新興銘柄にも買い安心感が広がり、次第にマザーズ指数は下げ幅を縮小した。
フリーやJTOWERが売られた。一方、そーせいやエネチェンジは買われた。
値上がり銘柄数219、値下がり銘柄数257と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、nipos、大泉製作所、アイ・パートナーズフィナンシャルがストップ高。デジタルプラス、BTMは一時ストップ高と値を飛ばした。農業総合研究所、スタメン、スマレジ、tripla、スマートドライブなど10銘柄は昨年来高値を更新。スマサポ、アルー、東京通信、ウェルプレイド・ライゼスト、ジーネクストが買われた。
 
 一方、はてな、ヤプリが昨年来安値を更新。TORICO、Delta-Fly Pharma、クリングルファーマ、グローバルウェイ、トラース・オン・プロダクトが売られた。
 

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