軟調展開か

14日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7400円-2万7900円を想定。(13日終値2万7832円96銭)

米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックは上昇。ダウ平均は90ドル安の31819ドルで取引を終えた。
前日の弱い動きが継続し、売り優勢スタートとなりそう。米金融システムの動揺が収まらないなか、現地14日には米2月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることもあり、積極的な売買は限られるとみられ、様子見姿勢が強まる場面もありそう。
円安が期待しづらくなったこともアゲインストの流れ。金融株は売りが続き、その他の銘柄は様子見となることで、全体としては下押し圧力の強い時間帯が続くだろう。

為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(13日は134円49-52銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の後半(同144円26-30銭)と円高方向に振れている。

シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所清算値比490円安の2万7160円だった。

【好材料銘柄】 

■フリービット <3843> 
今期経常を一転13%増益に上方修正。

■ユークス <4334> 
今期経常は49%増で16期ぶり最高益、前期配当を5円増額・今期は12円増配へ。

■ラクスル <4384> 
今期経常を64%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、ネットスクウェアのラクスル向けオンデマンド印刷事業を買収する。

■トビラシステムズ <4441> 
11-1月期(1Q)経常は44%増益で着地。

■アネスト岩田 <6381> 
今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額。

■重松製作所 <7980> 
今期経常を46%上方修正、配当も5円増額。

■トーホー <8142> 
今期経常は1%増で2期連続最高益、前期配当を15円増額・今期は25円増配へ。2月売上高は前年同月比33.7%増。

■ワットマン <9927> 
3月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。今期配当を20円増額修正。また、2月既存店売上高は前年同月比8.6%増。

【主な経済指標・スケジュール】

14(火)
【国内】
5年国債入札
《決算発表》
神戸物産、三井ハイテ、ヤーマン、正栄食、セルソース、MSOL、JMHD、J.S.B.、ポールHD、巴工業、アルトナー、Pアンチエイジ

【海外】
米2月消費者物価指数(21:30)

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

 

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