続落スタート、円高傾向が重荷

【寄り付き概況】

24日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比50円99銭安の2万7368円62銭。

前日の米株式市場は、NYダウは75ドル高と反発。イエレン米財務長官が、議会証言で預金保護に向けた追加的な措置をとる用意があると表明したことなどを好感する買いが入った。ただ、米国株は上昇したものの、東京株式市場は利益確定売りも流入し軟調にスタートした。

為替は1ドル=131円80銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
輸出採算の改善期待の後退から輸出関連株の一角には売りが出やすくなっており、トヨタやホンダなどが軟調となっているp。

米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止が近いとの観測を背景に、前日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。ただ金融システムへの不安は引き続きくすぶり、値動きは荒かった。米ハイテク株上昇の流れを受けた物色は東京市場でもみられるものの、積極的に運用リスクを取る動きは目立っていない。

東証株価指数(TOPIX)は続落している。

寄り付き時点で業種別では33業種中、業種が高く、値上がりは海運、電気機器。値下がり上位に鉱業、保険、銀行、不動産、建設、輸送用機器など。

個別では、千葉銀やりそなHDが売られている。Jフロントや丸井Gが安い。半面、東エレクやスクリンなど半導体関連株は上昇が目立つ。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次