東証スタンダード市場は長期金利の上昇を嫌気し、ハイテクは終日軟調に推移。月期末の配当や株主優待の権利付き最終日を迎え、権利取りの買いが広がった。為替相場の円安も好感されている。スタンダードTOP20は堅調。出来高8806万株。
値上がり銘柄数696、値下がり銘柄数494と、値上がりが優勢だった。
新規IPOでは、スタンダード上場の住信SBI銀は公開価格(1200円)を22円(1.8%)上回る1222円で初値を付けた。前場終値は1206円。
個別では、櫻護謨がストップ高。ゼネテック、光・彩は一時ストップ高と値を飛ばした。田中建設工業、マサル、特殊電極、大石産業、日本オラクルなど13銘柄は昨年来高値を更新。レーサム、ワイエスフード、阿波製紙、アサヒ衛陶、KYORITSUが買われた。
一方、ジーフット、メディカル一光グループ、浅香工業、フロイント産業、日本モーゲージサービスなど10銘柄が昨年来安値を更新。ナガセ、シーズメン、マツモト、歯愛メディカル、三ッ星が売られた。
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