値上がり優勢、個人投資家の物色が優勢

 
東証グロース市場は、新規株式公開(IPO)後に好調に推移する銘柄が多い中で、資金が潤沢となった個人投資家の物色が優勢となり、堅調な展開となった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。東証マザーズ指数の終値は前日比5.85ポイント(0.79%)高い746.47だった。朝方は下げて始まったが、その後は配当や株主優待の権利取りを意識した買いが優勢となった。
 
東証グロース市場ではM&A総研やPAコンサルが上昇した。一方、JTOWERやサンウェルズは下落した。
値上がり銘柄数302、値下がり銘柄数184と、値上がりが優勢だった。
 
新規上場した。グロース上場のエニマインドは公開価格と同じ1000円で初値を付け、終値は初値比9円(0.9%)高の1009円だった。
 
個別では、シルバーエッグ・テクノロジー、Arent、セレンディップ・ホールディングスがストップ高。エコモット、アクシスコンサルティングは一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、アズーム、ポート、ペットゴー、ラストワンマイルなど6銘柄は昨年来高値を更新。リニューアブル・ジャパン、Aiming、ビープラッツ、GAtechnologies、FRONTEOが買われた。
 
一方、セルシードがストップ安。アマナ、ジィ・シィ企画、ウィルズ、モダリス、ティムスなど11銘柄は昨年来安値を更新。アジャイルメディア・ネットワーク、モンスターラボホールディングス、ルーデン・ホールディングス、グローム・ホールディングス、TORICOが売られた。
 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次