売り買い拮抗、好材料銘柄に買い

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数が小幅続伸、グロースCoreが反落と高安まちまちだった。米株高で市場心理が改善し買いが先行したが、戻り売りも出て上値が重かった。
東証マザーズ指数の前日比0.99ポイント(0.13%)高い747.46だった。好材料の出た銘柄を中心に朝方から買いが優勢だった。前日の米株高も支えとなった。半面、主力銘柄の一角には売りも出て、指数の上値は限定的だった。
「新規上場株や値動きの軽い材料株に買いが集まった」といい、個人などによる短期売買が活発だった。
 
東証グロース市場では、メドレックスやマイクロ波、シルバエッグが上昇した。一方、セルシードやセレンHD、坪田ラボは下落した。
値上がり銘柄数254、値下がり銘柄数235と、売り買いが拮抗した。
 
30日に新規上場した。グロース上場のビズメイツは、公開価格(3250円)を63.4%上回る5310円で初値を付けた。終値は初値比4.3%安の5080円だった。
 
 個別ではメドレックス、Arentがストップ高。シルバーエッグ・テクノロジー、アジャイルメディア・ネットワーク、マイクロ波化学は一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、アズーム、ユニフォームネクスト、シェアリングテクノロジー、モンスターラボホールディングスなど12銘柄は昨年来高値を更新。エッジテクノロジー、東京通信、ディジタルメディアプロフェッショナル、リニューアブル・ジャパン、noteが買われた。
 
 一方、セルシードが一時ストップ安と急落した。夢展望、EduLab、オンコセラピー・サイエンス、AnyMind Group、カバーなど6銘柄は昨年来安値を更新。セレンディップ・ホールディングス、アイビス、レナサイエンス、坪田ラボ、ゼネラル・オイスターが売られた。
 

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