31日の東京株式市場は、反発後もしっかりした展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万7600円-2万8000円を想定。(30日終値2万7782円93銭)
米国株は上昇。ダウ平均は141ドル高の32859ドルで取引を終えた。
米国株高を好感した買いが入ると予想する。
きのう30日の日経平均株価は、3月配当・権利落ち日で、市場推定落ち分の257円程度よりも下げ幅は小さかった。「実質的には堅調だった」との見方もあり、底堅い展開が期待される。
ただ、期末、月末、週末が重なることもあり、取引時間の後半にかけて見送りムードが広がる可能性もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(30日は132円40-42銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=144円台の半ば(同143円71-75銭)と円安方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、30日の大阪取引所清算値比140円高の2万7940円だった。
【好材料銘柄】
■メドレックス <4586>
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所 <4576> [東証G]と米国で共同開発している神経疼痛治療薬「DW-5LBT」の新薬承認申請書を再提出。また、Cipla Techと協議していた「MRX-4TZT」の権利について返還を受けることで合意。
■新日本電工 <5563>
発行済み株式数の6.66%にあたる978万4895株の自社株を消却する。消却予定日は4月14日。
■中村超硬 <6166>
興和とインドにおけるダイヤモンドワイヤ製造装置の販売代理店契約を締結。
【主な経済指標・スケジュール】
31(金)
【国内】
3月都区部消費者物価指数(8:30)
2月失業率(8:30)
2月有効求人倍率(8:30)
2月鉱工業生産(8:50)
2月商業動態統計(8:50)
2月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
三益半、TAKARA&C、スターマイカHD、ミタチ
【海外】
中国3月製造業PMI(10:30)
米2月個人消費所得・個人支出(21:30)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
