「小手先でなく」

「小手先でなく」

「フィラデルフィア半導体指数(SOX)は約1年ぶりの高値水準」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
ハイテク関連株への買いが継続。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は約1年ぶりの高値水準。
テクノロジーセクターは第1四半期に約20%上昇。
NASDAQの四半期ベースの上昇2020年末以来の大きさ。
一方、中堅銀行に対する規制強化策への警戒から地銀株は軟調。
KBW地銀株指数は2%、S&P500金融株指数は0.3%下落。
アリババが3.5%高。
JDドットコム(京東商城)が7.8%高。
2022年第4四半期の実質GDP確報値は年率換算で前期比2.6%増。
改定値の2.7%増から下方修正された。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)が前週比7000件増加の19万8000件。
市場予想(19万6000件)以上に増加した。
31日発表予定の2月の個人消費支出(PCE)。
食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数の伸びは前月比0.4%との予想。
5月2─3日のFOMCで0.25%利上げ確率は55%。
10年国債利回りは3.546%。
2年国債利回りは4.121%。
3月のドイツCPI速報値は、EU基準(HICP)で前年比7.8%上昇。
エネルギー価格の下落を背景に伸びは大幅に鈍化。
ただ市場予想(7.5%増)は上回った。
これを受けドルは対ユーロで1週間ぶりの安値水準。
ドル円は132円台後半。
WTI原油先物5月限は前日比1.40ドル(1.9%)高の74.37ドル。
ビットコインは1.6%安の2万7913ドル。
SKEW指数は126.00→122.90→123.76→126.31。
恐怖と欲望指数は40→44。

木曜のNYダウは141ドル(0.43%)高の32859ドルと続伸。
高値32905ドル、安値32682ドル。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは108.08%(前日107.50%)。
NASDAQは87ポイント(0.73%)高の12013ポイントと続伸。
高値12044ポイント、安値11953ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは86.43%(前日87.06%)。
S&P500は23ポイント(0.57%)高の4050ポイントと続伸。
高値4057ポイント、安値4032ポイント。
サイコロは8勝4敗。
騰落レシオは100.98%(前日99.38%)。
ダウ輸送株指数は57ポイント(0.41%)高の14129ポイントと5日続伸。
SOX指数は51ポイント(1.62%)高の3208ポイントと続伸。
VIX指数は19.02と低下。
NYSE出来高は8.46億株(前日9.43億株)。
3市場合算出来高は103.6億株(前日106.1億株、直近20日平均は126.8億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比140円高の27940円。
ドル建ては大証日中比200ポイント高の28000円。
ドル円は132.65円。
10年国債利回りは3.546%。
2年国債利回りは4.121%。

「月足陽線基準は27516円。月間プラス基準は27445円」

木曜の日経平均は寄り付き56円安。
終値は100円(▲0.61%)安の27782円と4日ぶりに反落。
日足は2日ぶりに陰線。
権利配当落ち分を157円埋めて100円分を残した格好。
実質は157円高との解釈も可能だ。
3月配当権利落ちを埋める基準は27883円(29日終値)。
TOPIXは12.16ポイント(▲0.61%)安の1983ポイントと4日ぶりに反落。
権利配当落ちを埋める基準は1995ポイント(29日終値)。。
プライム市場指数は6.23ポイント安の1020.43と4日ぶりに反落。
7日連続で1000ポイント超。
東証マザーズ指数は0.99ポイント(△0.13%)高の747.46と続伸。
プライム市場の売買代金は2兆9681億円(前日は3兆3012億円)。
値上がり517銘柄(前日1734銘柄)。
値下がり1258銘柄(前日78銘柄)。
新高値43銘柄(前日47銘柄)。
新安値5銘柄(前日4銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは112.07(前日117.19)。
NTレシオは14.01倍(前日13.87倍)。
2日ぶりに14倍台。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
TOPIXは6勝6敗で50.00%。
マザーズ指数は7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(27625円)からは△0.57%(前日△0.98%)。
2日連続で上回った。
上向きの75日線は27215円。
7日連続で上回った。
横這いの200日線(27361円)からは△1.54%(前日△1.01%)。
7日連続で上回った。
上向きの5日線は27609円。
7日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.922%(前日▲8.687%)
買い方▲8.732%(前日▲9.554%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.176%(前日▲6.566%)。
買い方▲23.050% (前日▲23.541%)。
空売り比率は44.9%(前日44.5%、14日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は10.2%(前日12.2%)。
2日連続で2ケタ。
日経VIは16.79(前日17.38)。
2月16日の安値は14.63。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.09倍(前日13.06倍)。
2日連続で13倍台。
前期基準では13.48倍。
EPSは2122円(前日2135円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.17倍(前日1.17倍)。
BPSは23746円(前日23852円)。
10年国債利回りは0.310%(前々日0.300%)。
日経平均の予想益回りは7.64%。
予想配当り利回りは2.32%。
プライム市場の予想PERは14.09倍。
前期基準では14.22倍。
PBRは1.18倍。
プライム市場の予想益回りは7.09%。
配当利回り加重平均は2.53%。
プライム市場の単純平均は96円安の2399円。
プライム市場の売買単価は2327円(前日2415円)。
プライム市場の時価総額は713兆円(前日716兆円)。
ドル建て日経平均は209.65(前日211.26)と3日ぶりに反落。
56日連続で200ドル台。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比140円高の27940円。
高値27975円、安値27625円。
大証先物夜間取引終値は日中比150円高の27950円。
気学では金曜は「前日の足取りに逆行して動く日」。
月曜は「上寄り売り、下寄り買いの日」。
火曜は「戻り売り方針の日」。
水曜は「下げ続けて来た時は底入れとなる」。
木曜は「強象日。押し目買い」。
金曜は「前日来高きは吹き値売り方針が良い」。
ボリンジャーのプラス1σが28064円。
マイナス1σが27186円。
週足陽線は27476円。
月足陽線は27516円。
前月末比プラス基準は27445円。
1月2月とプラス継続。
アノマリー的には「株安の日」。

《今日のポイント3月31日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続伸。
   ハイテク関連株への買いが継続。
   フィラデルフィア半導体指数(SOX)は約1年ぶりの高値水準。
   10年国債利回りは3.546%。
   2年国債利回りは4.121%。
   ドル円は132円台後半。
   SKEW指数は126.00→122.90→123.76→126.31。
   恐怖と欲望指数は40→44。
   
(2)ダウ輸送株指数は57ポイント(0.41%)高の14129ポイントと5日続伸。
   SOX指数は51ポイント(1.62%)高の3208ポイントと続伸。
   VIX指数は19.02と低下。
   NYSE出来高は8.46億株(前日9.43億株)。
   3市場合算出来高は103.6億株(前日106.1億株、直近20日平均は126.8億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比140円高の27940円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆9681億円(前日は3兆3012億円)。
   値上がり517銘柄(前日1734銘柄)。
   値下がり1258銘柄(前日78銘柄)。
   新高値43銘柄(前日47銘柄)。
   新安値5銘柄(前日4銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは112.07(前日117.19)。
   NTレシオは14.01倍(前日13.87倍)。
   2日ぶりに14倍台。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(27625円)からは△0.57%(前日△0.98%)。
   2日連続で上回った。
   上向きの75日線は27215円。
   7日連続で上回った。
   横這いの200日線(27361円)からは△1.54%(前日△1.01%)。
   7日連続で上回った。
   上向きの5日線は27609円。
   7日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.922%(前日▲8.687%)
   買い方▲8.732%(前日▲9.554%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.176%(前日▲6.566%)。
   買い方▲23.050% (前日▲23.541%)。

(6)空売り比率は44.9%(前日44.5%、14日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は10.2%(前日12.2%)。
   2日連続で2ケタ。
   日経VIは16.79(前日17.38)。
   2月16日の安値は14.63。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.09倍(前日13.06倍)。
   EPSは2122円(前日2135円)。
   11月15日の過去最高準は2238円。
   225のPBRは1.17倍(前日1.17倍)。
   BPSは23746円(前日23852円)。
   10年国債利回りは0.310%(前々日0.300%)。
   
(8)プライム市場の単純平均は96円安の2399円。
   プライム市場の時価総額は713兆円(前日716兆円)。
   ドル建て日経平均は209.65(前日211.26)と3日ぶりに反落。
   56日連続で200ドル台。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28064円。
   マイナス1σが27186円。
   週足陽線は27476円。
   月足陽線は27516円。
   前月末比プラス基準は27445円。
   1月2月とプラス継続。
   アノマリー的には「株安の日」。

今年の曜日別勝敗(3月30日まで)

月曜6勝5敗
火曜7勝4敗
水曜9勝4敗
木曜5勝7敗
金曜8勝4敗

3月第4週(3月20日─3月24日)の週間海外投資家動向。
現物4617億円売り越し(5週連続で売り越し)。
先物1088億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
合計3528億円売り越し(2週連続で売り越し)。
個人は現物2217億円買い越し。
先物953億円売り越し。
合計1263億円買い越し。
信託銀行は現物205億円買い越し(19週ぶりに買い越し)。
先物370億円買い越し。
合計576億円買い越し(11週ぶりに買い越し)。

3月第3週(3月13日─3月17日)の週間海外投資家動向。
現物5686億円売り越し(4週連続で売り越し)。
先物1兆8078億円売り越し(9週ぶりに売り越し)。
合計2兆3765億円売り越し(3週ぶりに売り越し)。
個人は現物7542億円買い越し。
先物3403億円買い越し。
合計1兆946億円買い越し。
信託銀行は現物2022億円売り越し(18週連続で売り越し)。
先物1905億円買い越し。
合計117億円売り越し(10週連続売り越し)。

「PBR1倍割れ1800社。
東証、改善策の開示要請」との見出し。
資本コストや市場での評価を認識するように要請する方向ということだ。
プライム市場とスタンダード市場の約半分の企業への要請となる。
PBR1倍割れ企業については「割安」というのが市場の認識だった。
しかし「PBR1倍割れにはそれなりの理由や瑕疵がある」というのが本来の見解。
ようやくPBR1倍割れが「割安」ではなく「克服すべき課題」となった。
困るのは当該上場企業。
「一体何をどう改善するのか」は悩ましい課題だろう。
大日本印刷のようにROEを高める、自社株買いをするなどと網羅的に発表する銘柄は多いことだろう。
しかし、例えば自社株買いが本当に改善策なのだろうか。
小手先に見れば間違いなく株価と株主対策ではある。
ただここで登場する疑問は「上場の意味だ。
資金調達の場としての市場であるのに、利益で自社株を買うというのが果たして成長につながるのだろうか。
むしろ小手先の対策よりも未来像を明確することが大切だと思う。
時価会計基準の導入で含み益は白日の下にさらされた。
今度は配当などでさらに企業利益を収奪する方向。
必ずしも欧米だけが正しいわけでないだろうから、日本的基準が必要だとも言える。

◇━━━ カタリスト━━━◇

ユーグレナ(2931)・・・動兆

微細藻ミドリムシを活用した食品、化粧品販売。
バイオジェット燃料に期待。
欧ア化学大手2社との合弁で、マレーシアに年産72万キロリットルの大型バイオ燃料工場建設構想発表、
ヘルスケアは成長ブランド育成。

(兜町カタリスト櫻井)

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