東証グロース市場は米ハイテク関連株安が嫌気されて安く始まったものの、値頃感を見た買いが入り切り返した。グロースCoreは小安い。半面、東証マザーズ指数は小幅高。
東証マザーズ指数の終値は前日比1.70ポイント(0.21%)高い794.36だった。2022年12月2日以来、およそ2カ月ぶりの高値水準となる。好決算を発表した企業に物色が向かった。一方、前日の米ハイテク株安を受けたグロース(成長)株売りは重荷で、マザーズ指数は安く推移する場面も目立った。
サンウェルズやJIGSAW、BASEが上昇した。半面、JTOWERやそーせい、M&A総研が下落した。
値上がり銘柄数280、値下がり銘柄数196と、値上がりが優勢だった。
市場関係者は「東証プライム市場の売買代金が若干細っており、その分、グロース市場に資金が入ってきた」と指摘していた。
個別ではウェッジホールディングス、エコモット、ヘッドウォータース、note、ホープなど6銘柄がストップ高。アルファクス・フード・システム、サイジニア、ピアズは一時ストップ高と値を飛ばした。アドバンスト・メディア、エディア、ビープラッツ、ボードルア、グローバルセキュリティエキスパートなど16銘柄は昨年来高値を更新。イーエムネットジャパン、TDSE、いつも、エッジテクノロジー、ランディックスが買われた。
一方、サイフューズ、プレミアアンチエイジング、Enjinが昨年来安値を更新。ペットゴー、JTOWER、サイバー・バズ、シャノン、海帆が売られた。
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