値下がり優勢、主力株が売られる

 
東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。米国の金利上昇を背景に売りが優勢となった。東証マザーズ指数の終値は前週末比16.47ポイント(2.11%)安い764.32だった。1月23日以来の水準まで押されて終わった14日に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレ高止まりの懸念が強まり前週末の米市場で長期金利が上昇した。ナスダック総合株価指数が下落しており、国内の新興市場でも主力株が売られた。
東証グロース市場では、ビジョナルやEDP、シンバイオが下落した。一方、オンコリスやCANBAS、日本ホスピスが上昇した。
値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数325と、値下がりが優勢だった。
 
個別では、Welby、オンコリスバイオファーマ、クリングルファーマ、note、神戸天然物化学など7銘柄がストップ高。モビルス、メドレックス、アクアラインは一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、キャンバス、I-ne、アルー、ブランディングテクノロジーなど10銘柄は昨年来高値を更新。日本ホスピスホールディングス、コラントッテ、カオナビ、フレアス、エルテスが買われた。
 
一方、アライドアーキテクツ、NexTone、イーディーピーがストップ安。Chatwork、シンバイオ製薬は一時ストップ安と急落した。グランディーズ、日本ファルコム、イノベーション、サイエンスアーツ、カルナバイオサイエンスなど21銘柄は昨年来安値を更新。スペースマーケット、ポーターズ、HENNGE、ストリームメディアコーポレーション、ジャパンワランティサポートが売られた。
 

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