売り買い拮抗、好材料銘柄は買われる

 
東証グロース市場は、決算内容が好感された銘柄を中心に、個人投資家などの買いが集まった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前日比8.14ポイント(1.06%)高い772.46だった。
前日の米ハイテク株高を受け、国内の新興銘柄にも買いが波及した。好決算など材料が出た銘柄への買いも目立った。
 
東証グロース市場では、バンクオブイや弁護士COM、GMO-FGが上昇した。一方、アライドアキやメドレックス、海帆は下落した値上がり銘柄数250、値下がり銘柄数239と、売り買いが拮抗した。
 
株式市場では大型株も含め決算に反応した売買が目立っている。「グロース上場銘柄は決算シーズン終盤の発表が多い」といい、買い材料が出て値を飛ばす銘柄が目立った
 
個別では、バンク・オブ・イノベーション、unerry、GMO TECH、メタップス、コラントッテがストップ高。GMOフィナンシャルゲート、HOUSEI、ファインズ、BuySell Technologiesは一時ストップ高と値を飛ばした。キャンバス、メドレックス、オンコリスバイオファーマ、クリングルファーマ、オープンワークなど11銘柄は昨年来高値を更新。ストリームメディアコーポレーション、ルーデン・ホールディングス、神戸天然物化学、ENECHANGE、ブランディングテクノロジーが買われた。
 
一方、イーディーピー、和心がストップ安。トリドリは一時ストップ安と急落した。グランディーズ、メディア工房、イノベーション、サイエンスアーツ、シンバイオ製薬など15銘柄は昨年来安値を更新。アライドアーキテクツ、フーディソン、T.S.I、GENOVA、BTMが売られた。
 

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