「ヒーローこそ市場活性化の主役」
「ウイッチングと3連休控え」
木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
予想想以上に強い卸売物価指数(PPI)と新規失業保険申請件数減少で利上げ継続観測が高まった。
刹那的解釈だが明日の先物決済と3連休控えとも考えられる。
36万2000台をリコールすると発表したテスラが5.7%安。
通年の業績予想を上方修正したシスコシステムズが5.2%上昇。
動画配信機器のロクは11%高。
1月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.7%上昇。
上昇幅は昨年6月以来最大となった。
財(モノ)の価格が1.2%上昇したことが要因となった。
ガソリン価格が6.2%上昇し、財価格上昇分のほぼ3分の1を占めた。
家庭用天然ガス、ディーゼル燃料、ジェット燃料、ソフトドリンク、自動車などの価格も上昇した。
一方、生鮮・乾燥野菜価格は33.5%下落した。
食品とエネルギーを除いたコア財価格は0.6%上昇。
上昇幅は8カ月ぶりの大幅なものとなった。
12月は0.2%上昇だった。
サービス価格は0.4%上昇。
一戸建て住宅着工件数(季節調整済み)は前月比4.3%減の年率換算で84万1000戸。
前年同月比は27.3%減。
期間30年の住宅ローン固定金利平均は6%程度で昨年11月上旬の7.08%から低下。
住宅建設業者の信頼感指数も改善。
「落ち込んでいた住宅市場は底打ちが近づいている」との解釈だ。
フィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス24.3。
前月のマイナス8.9から予想外に悪化し大幅な落ち込みとなった。
市場予想はマイナス7.4だった。
週間新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1000件減の19万4000件。
市場予想は20万件だった。
週間の継続受給件数は前週比1万6000件増の169万6000件。
ハイテク業界や金利に敏感な業界でレイオフが増えているものの、失業保険申請件数は低水準。
10年国債利回りは3.868%。
2年国債利回りは4.642%。
ドル円は133円台後半。
WTI原油先物3月限は前日比0.10ドル安の78.49ドルと3日続落。
ビッドコインは390ドル高の24640ドル。
SKEW指数は121.36→123.09。
恐怖と欲望指数は73→69。
木曜のNYダウは431ドル(1.26%)安の33696ドルと反落。
高値34041ドル、安値33686ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは105.75%(前日118.29%)。
NASDAQは214ポイント(1.78%)安の11855ポイントと4日ぶりに反落。
高値12040ポイント、安値11853ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは108.31%(前日114.87%)。
S&P500は57ポイント(1.38%)安の4090ポイントと反落。
高値4136ポイント、安値4089ポイント。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは109.53%(前日122.43%)。
ダウ輸送株指数は189ポイント(1.23%)安の15209ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は77ポイント(2.48%)安の3055ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は20.23。
3市場合算出来高は110億株(前日105億株、直近20日平均は117億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中155円安の27515円。
ドル建ては大証日中比150円安の27520円。
ドル円は133.94円。
10年国債利回りは3.868%。
2年国債利回りは4.642%。
「日経VIは14.71」
木曜の日経平均は寄り付き153円高。
終値は194円58銭(△0.71%)高の27696円と反発。
「27500円以上では売りたい向きが多い」という前日の解釈は当然消えた。
日足は5日ぶりに陽線。
SQ値27779円に対して5敗。
TOPIXは13.35ポイント(△0.67%)高の2001ポイントと反発。
昨年11月28日(2004.30)以来2か月半ぶりの水準。
11月25日の2018.80が終値ベースでの上値のフシ。
日銀のETF買い入れナシは12月2日以来継続。
その前は6月18日だった。
プライム市場指数は6.85ポイント高の1029.70と反発。
17日連続で1000ポイント台。
東証マザーズ指数は14.97イント(△1.96%)高の780.04と反発。
プライム市場の売買代金は2兆6364億円(前日は2兆7304億円)。
値上がり1291銘柄(前日624銘柄)。
値下がり479銘柄(前日1127銘柄)。
新高値94銘柄(前日91銘柄)。
新安値9銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは126.38(前日120.32)。
NTレシオは13.84倍(前日13.84倍)。
40日連続で13倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
上向きの25日線(27186円)からは△1.88%(前日△1.35%)。
20日連続で上回った。
上向きの75日線は27303円。
18日連続で上回った。
上向きの200日線(27252円)からは△1.63%(前日△0.92%)。
18日連続で上回った。
下向きの5日線は27252円。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.612%(前日▲11.204%)
買い方▲6.910%(前日▲7.712%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.625%(前日▲4.109%)。
買い方▲20.941% (前日▲22.615)。
空売り比率は41.6%(前日42.7%。42日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.0%(前日7.6%)。
4日連続で10%割れ。
日経VIは14.71(前日15.14)。
安値は14.63。
今年の最低は15.91(2月8日)。
2020年1月以来約3年ぶりの低水準。
日経平均採用銘柄の予想PERは13.18倍(前日13.10倍)。
5日連続で13倍台。
13倍台は昨年11月25日以来。
前期基準では13.65倍。
EPSは2101円(前日2099円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.19倍(前日1.18倍)。
BPSは23274円(前日23306円)。
10年国債利回りは0.500%(前日0.500%)。
日経平均の予想益回りは7.59%。
予想配当り利回りは2.28%。
プライム市場の予想PERは14.12倍。
前期基準では14.35倍。
PBRは1.19倍。
プライム市場の予想益回りは7.07%。
配当り利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は20円高の2489円。
プライム市場の売買単価は2309円(前日2298円)。
プライム市場の時価総額は721兆円(前日717兆円)。
ドル建て日経平均は206.91(前日206.61)と反発。
28日連続で200ドル台。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比155円安の27515円。
高値27720円、安値27480円。
大証先物夜間取引終値は日中比160円安の27510円。
気学では金曜は「安値を付けて目先底をつくる日」。
月曜は「不二の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。
火曜は「よく動く日。相場の足取りについて駆け引きせよ」。
水曜は「強象日。押し目買い方針」。
金曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
ボリンジャーのプラス1σが27730円。
プラス2σが28274円。
マイナス1σが26642円。
今夜のNYは先物決済のウィッチング。
週明けはプレジデンツデーで休場で3連休。
《今日のポイント2月17日》
(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って大幅反落。
10年国債利回りは3.868%。
2年国債利回りは4.642%。
ドル円は133円台後半。
SKEW指数は121.36→123.09。
恐怖と欲望指数は73→69。
(2)ダウ輸送株指数は189ポイント(1.23%)安の15209ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は77ポイント(2.48%)安の3055ポイントと4日ぶりに反落。
VIX指数は20.23。
3市場合算出来高は110億株(前日105億株、直近20日平均は117億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中155円安の27515円。
(3)プライム市場の売買代金は2兆6364億円(前日は2兆7304億円)。
値上がり1291銘柄(前日624銘柄)。
値下がり479銘柄(前日1127銘柄)。
新高値94銘柄(前日91銘柄)。
新安値9銘柄(前日15銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは126.38(前日120.32)。
NTレシオは13.84倍(前日13.84倍)。
40日連続で13倍台。
サイコロは7勝5敗で58.33%。
(4)上向きの25日線(27186円)からは△1.88%(前日△1.35%)。
20日連続で上回った。
上向きの75日線は27303円。
18日連続で上回った。
上向きの200日線(27252円)からは△1.63%(前日△0.92%)。
18日連続で上回った。
下向きの5日線は27252円。
2日ぶりに上回った。
(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.612%(前日▲11.204%)
買い方▲6.910%(前日▲7.712%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.625%(前日▲4.109%)。
買い方▲20.941% (前日▲22.615)。
(6)空売り比率は41.6%(前日42.7%。42日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は9.0%(前日7.6%)。
4日連続で10%割れ。
日経VIは14.71(前日15.14)。
安値は14.63。
今年の最低は15.91(2月8日)。
2020年1月以来約3年ぶりの低水準。
(7)日経平均採用銘柄の予想PERは13.18倍(前日13.10倍)。
5日連続で13倍台。
13倍台は昨年11月25日以来。
前期基準では13.65倍。
EPSは2101円(前日2099円)。
11月15日の過去最高準は2238円。
225のPBRは1.19倍(前日1.18倍)。
BPSは23274円(前日23306円)。
10年国債利回りは0.500%(前日0.500%)。
(8)プライム市場の単純平均は20円高の2489円。
プライム市場の時価総額は721兆円(前日717兆円)。
ドル建て日経平均は206.91(前日206.61)と反発。
28日連続で200ドル台。
(9)ボリンジャーのプラス1σが27730円。
プラス2σが28274円。
マイナス1σが26642円。
今夜のNYは先物決済のウィッチング。
週明けはプレジデンツデーで休場で3連休。
今年の曜日別勝敗(2月16日まで)
↓
月曜3勝2敗
火曜4勝2敗
水曜4勝3敗
木曜4勝3敗
金曜5勝1敗
2月第1週(2月6日─2月10日)の週間海外投資家動向。
現物1864億円買い越し(5週連続で買い越し)。
先物4609億円買い越し(4週連続で買い越し)。
合計6474億円買い越し(4週連続で買い越し)。
個人は現物7703億円売り越し。
先物1352億円売り越し。
信託銀行は現物1758億円売り越し(12週連続で売り越し)。
先物346億円売り越し。
合計2105億円売り越し。
2月第1週(1月30日─2月3日)の週間海外投資家動向。
現物67億円買い越し(4週連続で買い越し)。
先物2493億円買い越し(3週連続で買い越し)。
合計2426億円買い越し(4週連続で買い越し)。
個人は現物683億円買い越し。
先物500億円売り越し。
合計182億円買い越し。
信託銀行は現物1739億円売り越し(11週連続で売り越し)。
先物0。
合計1739億円売り越し。
春のバイオ祭りの感。
キャンバスのストップ高。
オンコリスバイオやデルタフライの上昇。
バイオ三銃士の面目躍如となってきた。
ただ投資心理というのは面白いもの。
昨年の今頃170円水準だったキャンバスの動きは相当重かった。
しかし夏になり株価が一度ストップ高し500円を超えてきたころから動意。
秋に900円台まで上昇したら相当軽くなった。
ただ上昇調整の反復はまだしていた。
1200円を超えるとイケイケドンドン。
そして昨日は2800円台。
相当なスピードだし投資家さんは実はスピード感が好きという気がする。
どんなに良い銘柄で材料を持っていても動かなければ見向きもしない傾向。
ところがひとたび値幅が出てくると一気呵成という印象。
株価に求めているのはやはりスビード間を伴った時間軸と値幅ということだ。
そうすると「長期投資だから」とか「今上がらなくてもいい」という声がなにか気取った言葉に聞こえてくる。
お化粧や着飾らずに欲望のままに「すぐ上がる株が好き」。
本音でいう方が楽だと思う。
格好つけたがるからNISAは制度の解説ばかりだし、世界経済を中心に横文字が横行。
経済スケジュールばかりの相場観測になるのだろう。
だから相場がつまらなくなる。
相場活況に必要なのは頭でっかちの制度ではなく常にヒーローが出現することに他ならない。
◇━━━ カタリスト━━━◇
エスペック(6859)・・・動兆
気温・湿度等の環境変化の影響を分析する環境試験器のトップ。
電池、半導体の試験器も展開
車載向けが堅調。
第三者機関による検査需要見越し車載用バッテリーの不具合解析サービス開始。
受託検査事業も展開。
検査装置は受注残が過去最高水準。
(兜町カタリスト櫻井)
