東証グロース市場は、米国の長期金利上昇とハイテク株安を受け、投資家心理が悪化し、売り優勢となった。東証マザーズ指数、グロースCoreは反落。
東証マザーズ指数の終値は前日比13.99ポイント(1.79%)安い766.05だった。16日の米株式相場の下落を受け、国内のグロース銘柄も売りに押された。
市場では「個人投資家の関心は配当利回りの高い鉄鋼株などに向かっており、グロース銘柄への投資意欲は限られた」との声が聞かれた。
東証グロース市場ではEDPやバンクオブイが下落した。一方、無人店舗の運営で米社と提携するセキュアは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。
値上がり銘柄数189、値下がり銘柄数295と、値下がりが優勢だった。
個別では、ヘッドウォータース、セキュア、マイクロアドがストップ高。クリアル、データホライゾン、アドバンスト・メディア、FHTホールディングス、キャンバスなど17銘柄は昨年来高値を更新。ブロードエンタープライズ、I-ne、ピアズ、トリプルアイズ、東京通信が買われた。
一方、キャンバスがストップ安。FRONTEO、エクサウィザーズ、サークレイス、テクノロジーズは昨年来安値を更新。イーディーピー、バンク・オブ・イノベーション、ファンペップ、ルーデン・ホールディングス、フーディソンが売られた。
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