東証スタンダード市場は、米国市場の物色を映して値がさの半導体株が大幅に上昇し、株価指数を押し上げた。次期日銀総裁候補への所信聴取を無事通過したことも買い安心感につながったスタンダードTOP20は小幅高。出来高1億6554万株。
値上がり銘柄数806、値下がり銘柄数459と、値上がりが優勢だった。
上場2日目となるプライムストは、公開価格(1390円)の2.3倍にあたる3130円で初値を付け、制限値幅の上限(ストップ高水準)にあたる3830円で取引を終えた。値上がり銘柄数240、値下がり銘柄数251と、売り買いが拮抗した。
個別では、テクノマセマティカル、Abalance、プライム・ストラテジー、アースインフィニティがストップ高。シリウスビジョンは一時ストップ高と値を飛ばした。田辺工業、ヤマト、三晃金属工業、ドーン、日本ケアサプライなど57銘柄は昨年来高値を更新。ウッドワン、ゲームカード・ジョイコホールディングス、ウェッズ、東洋合成工業、リリカラが買われた。
一方、アスコット、京進、アイビー化粧品、カナレ電気、イー・ロジットが昨年来安値を更新。シダー、東京コスモス電機、ダイワ通信、東邦金属、石垣食品が売られた。
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