東証グロース市場は手掛かり材料が乏しい中、主に個人投資家が循環物色の対象として資金を振り向けたことで買い優勢の展開となった。東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反発、グロースCoreも反発した。
東証マザーズ指数の終値は前日比12.45ポイント(1.69%)高い748.68だった。前日の米長期金利の低下と米ハイテク株高を受け、国内新興市場でもグロース(成長)株を中心に買いが入った。
ビジョナルやフリー、BASEが上昇した。一方、ライフネットやCANBAS、オキサイドが下落した。
値上がり銘柄数334、値下がり銘柄数157と、値上がりが優勢だった。
市場からは「前日に弱かった反動でリバウンド狙いの買いが入っている」との声が聞かれた。
個別では、プラッツ、マイクロアドがストップ高。アドバンスト・メディア、エディア、ヘッドウォータース、Mマート、triplaなど8銘柄は昨年来高値を更新。monoAI technology、BeeX、INTLOOP、スマートドライブ、ナノキャリアは値上がり率上位に買われた。
一方、Sharing Innovations、EduLab、サークレイス、jig.jpが昨年来安値を更新。YCPホールディングス(グローバル)リミテッド JDR、Unipos、イメージ・マジック、タメニー、日本電解が売られた。
目次
