続伸スタート、2万8000円乗せ

【寄り付き概況】

6日午前の日経平均株価は、前営業日比254円84銭高の2万8182円31銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、13.58ポイント高の2033.10で始まった。
取引時間中に2万8000円を上回るのは昨年12月15日以来。

前週末の欧米株市場が全面高に買われたこともあり、リスクを取る動きが優勢となっている。米国株市場では、米長期金利の上昇一服を受け、ナスダック総合株価指数が2%近い上昇を示すなど上げ足が顕著となっており、東京株式市場でも主力ハイテク株などを中心に先高期待が強まった。
ただ、日経平均は前週末に欧米株市場に先立って400円を超える急伸をみせていることや、あすに行われるパウエルFRB議長の米上院での議会証言を控えるなか、目先筋の利益確定を急ぐ動きが顕在化し上値が押さえられる可能性もあるだろう。

個別では、ソフトバンクグループ(SBG)やソニーGが上昇している。三菱商やファストリも高い。半面、住友ファーマや花王、東急不HDなどはさえない。

 

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