東証グロース市場は、マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は上昇してスタートした後、プラス圏でのもみ合い展開が続いている。米国で主力グロース株が大幅高となったことは国内の投資家心理を改善させる要因となった。
東証マザーズ指数の前引けは前週末比9.22ポイント(1.22%)高の767.86だった。前週末の米市場で米長期金利の上昇一服を背景にハイテク株が上昇し、国内の新興市場でも一段と投資家心理が上向いた。
フリー、ライフネットが上昇した。一方、ビジョナル、BASEが下落した。
値上がり銘柄数329、値下がり銘柄数137と、値上がりが優勢だった。
個別では、BTM、ピアズがストップ高。monoAI technologyは一時ストップ高と値を飛ばした。アンビション DX ホールディングス、アドバンスト・メディア、クリングルファーマ、unerry、pluszeroなど15銘柄は昨年来高値を更新。グローバルウェイ、TORICO、マイクロアド、リベロ、デコルテ・ホールディングスが買われた。
一方、ヤプリ、EduLab、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、グラッドキューブが昨年来安値を更新。Delta-Fly Pharma、ナレッジスイート、メドレックス、Branding Engineer、キャンバスが売られた。
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