【寄り付き概況】
6日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比80円72銭安の2万5740円08銭。
前日の米株式市場は、NYダウが339ドル安と下落。米ADP雇用統計などの結果が底堅く、金融引き締めが長期化することを警戒する売りが膨らんだ。
米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も値を下げて始まった。為替は1ドル=133円40銭前後と前日夕方に比べ円安で推移している。
米長期金利の上昇もハイテク株の売りを促し、半導体関連やエムスリーの下落が目立つ。半面、ファストリやソフトバンクグループ(SBG)など値がさ株の一角には海外短期筋とみられる買いが入り、相場の下値を支えている。
東証株価指数(TOPIX)は小幅に下落している。
寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種が高く、値上がりは銀行、空運、石油など。値下がり上位に不動産、電力・ガス、その他製品、精密機器、サービスなど。
個別では、安川電、アドテスト、東エレク、オリンパスが安い。一方、ダイキン、スズキ、TDKが高い。
