値上がり優勢、直近上場銘柄が買われる

東証グロース市場は、軟調に始まった後、直近上場銘柄など値動きの良い銘柄に買いが膨らんだ。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに続伸した。東証マザーズ指数の終値は前日比6.65ポイント(0.93%)高い720.48だった。グロース銘柄は昨年末に大きく下げたことで自律反発狙いの買いが入ったようだ。バンクオブイやジャパニアスなど個別に材料が出た銘柄の買いも目立った。
ただ、7日からは3連休で、6日夜に2022年12月の米雇用統計の発表も控えているため、持ち高整理の売りも出た。
monoAIが制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。マイクロ波も高い。一方、エレメンツは下落した。
値上がり銘柄数281、値下がり銘柄数211と、値上がりが優勢だった。
 
市場関係者からは「特に手掛かり材料もなく、個人投資家の投資資金が流入して値上がりする銘柄が目立った」と指摘されていた。
 
個別では、スマートドライブ、SERIOホールディングスがストップ高。monoAI technologyは一時ストップ高と値を飛ばした。BTM、日本スキー場開発、ジャパニアスなど5銘柄は昨年来高値を更新。イーエムネットジャパン、ブライトパス・バイオ、バンク・オブ・イノベーション、Delta-Fly Pharma、ビジネスコーチが買われた。
 
一方、ELEMENTSが一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、ベースフード、ホットリンク、データセクション、sMedioなど21銘柄は昨年来安値を更新。ディジタルメディアプロフェッショナル、くふうカンパニー、インターファクトリー、プレイド、フューチャーリンクネットワークが売られた。
 

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