東証グロース市場は米国の長期金利低下やハイテク株高が好感され、買いが優勢だった。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに上昇。東証マザーズ指数の終値は前週末比10.93ポイント(1.52%)高い731.41だった。約3週間ぶりの高値水準となる。前週末6日の米株式相場の急伸や9日の米ハイテク株の上昇を受け、東京株式市場でもグロース(成長)株を中心に買いが入った。政府の子育て支援策拡充への思惑から、関連銘柄の一角に物色が向かった。
東証グロース市場では、オキサイドやJTOWER、キッズSHDが上昇した。一方、ビジョナルやミンカブ、ジーエヌアイが下落した。
値上がり銘柄数358、値下がり銘柄数127と、値上がりが優勢だった。
個別ではSERIOホールディングスがストップ高。monoAI technology、Kids Smile Holdingsは一時ストップ高と値を飛ばした。クリアル、スマレジ、I-ne、FIXER、スマートドライブなど13銘柄は昨年来高値を更新。pluszero、リベロ、グローム・ホールディングス、オキサイド、プレイドが買われた。
一方、日本電解、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、バルミューダが昨年来安値を更新。ELEMENTS、スマサポ、ミンカブ・ジ・インフォノイド、いつも、セルシードが売られた。
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