12日の東京株式市場は、堅調な値動きが続きそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万6300円-2万6700円を想定。(11日終値2万6446円00銭)
米国株は上昇。ダウ平均は268ドル高の33973ドルで取引を終えた。1
きのう11日の日経平均株価が、底堅く推移していたことや、現地11日の欧米株式が上昇したこともあり、買い先行スタートとなりそう。
ただ、手がかり材料難が続くなか、現地12日には米12月CPI(消費者物価指数)の発表を控えることから、様子見姿勢が強まることも想定される。
米国株の動きが非常に良くなっており、日本株も買いが優勢になると予想する。米国ではアマゾン、テスラ、アルファベットなどが大幅高となっており、ハイテク株を中心にグロース株が上昇をけん引するだろう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=132円台の半ば(11日は132円41-43銭)、ユーロ・円が1ユーロ=142円台の半ば(同142円29-33銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11日の大阪取引所清算値比115円高の2万6525円だった。
【好材料銘柄】
■パルグループホールディングス <2726>
今期経常を27%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も25円増額。
■パレモ・ホールディングス <2778> [東証S]
レオス・キャピタルワークスが11日付で財務省に提出した大量保有報告書によれば、レオスと共同保有者の同社株式保有比率は5.26%となり、新たに5%を超えた②とが判明した。
■グッピーズ <5127>
9-11月期(1Q)経常は1.8億円で着地。通期計画の5.2億円に対する進捗率は36.0%となった。
■タマホーム <1419>
今期経常を4%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。12月受注高は前年同月比8%増。
■シー・ヴイ・エス・ベイエリア <2687> [東証S]
3-11月期(3Q累計)営業が黒字浮上で着地・9-11月期も黒字浮上。
■フロンティアインターナショナル <7050>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.21%にあたる10万株(金額で2億1000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は1月12日から3月12日まで。
■エコートレーディング <7427> [東証S]
3-11月期(3Q累計)経常が2.4倍増益で着地・9-11月期は黒字浮上。
■サイゼリヤ <7581>
9-11月期(1Q)営業は黒字浮上で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.8%にあたる40万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施する。
■小僧寿し <9973>
中期経営計画を策定。25年12月期に営業利益1.4億円(22年12月期計画は4.7億円の赤字)を目指す。
【主な経済指標・スケジュール】
12(木)
【国内】
12月マネーストック(8:50)
12月都心オフィス空室率(11:00)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)
地域経済報告(さくらレポート)
《決算発表》
ファーストリテイ、7&I-HD、東宝、SHIFT、イオンモール、久光薬、イオンFS、ディップ、マニー、OSG、Sansan、フジ、イオンディライ、いちご、USENNEXT、TKP、乃村工、JINSHD、不二越、大黒天、ウイングアーク、エスプール、トーセイ、アイドマHD、歌舞伎、松屋、オンワードHD、サーラ、大有機、キャンドゥ、CSP、トランザクショ、PRTIMES、トレファク、ブックオフGH、進和、FIXER、ボードルア、柿安本店、ウォンテッドリ、インタアクション、三協立山、ビーウィズ、ヤマザワ、中本パクス、小津産業、毎コムネット
【海外】
中国12月消費者物価指数(10:30)
中国12月生産者物価指数(10:30)
米12月消費者物価指数(22:30)
米12月財政収支(1/13 4:00)
米30年国債入札
《台湾決算発表》
TSMC
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
