値下がり優勢、利益確定売り

 
東証グロース市場は東証マザーズ指数、グロースCoreはともに下落。東証マザーズ指数の前引けは前日比7.21ポイント(0.97%)安い736.68だった。市場が注目していた2022年12月の米消費者物価指数(CPI)の発表が前日にあり、目先のイベントを通過したことで幅広い銘柄に利益確定売りが出た。個別銘柄の決算内容を嫌気した売りも出た。
 
市場では「円高の進行が輸出関連銘柄には重荷だが、中小型株は内需に依存する企業が多く、新興市場への影響は限られる」との声が聞かれた。
 
東証グロース市場ではTKPやビジョナル、フリーが売られた。一方、ライフネットやウェルスナビは買われた。
 
値上がり銘柄数158、値下がり銘柄数308と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではシャノン、FIXER、TORICOがストップ高。クリアル、monoAI technology、BTM、オキサイドなど5銘柄は昨年来高値を更新。クリングルファーマ、マイクロアド、note、ピー・ビーシステムズ、フィードフォースグループが買われた。
 
 一方、はてな、トリプルアイズが昨年来安値を更新。海帆、ウォンテッドリー、ティーケーピー、アルファクス・フード・システム、アララが売られた。

 

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