反発スタート、短期的な戻り期待

【寄り付き概況】

17日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比93円19銭高の2万5915円51銭。

様子見ムードが漂うなかも、寄り付きは主力株をはじめ頑強な値動きでスタート。
前日の米国株市場はキング牧師誕生日の祝日に伴い休場だったことで手掛かり材料難ながら、足もとでは買い戻しの動きが優勢となっている。前日の欧州株式市場ではドイツやフランス、英国など主要国市場が総じて高かったことで買い安心感が浮上している。

また、外国為替市場ではドルが急速に買い戻され、一時1ドル=128円台後半まで円安に振れたことも追い風材料に。ただ、あすまでの日程で行われる日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとの思惑から積極的な買いは入りづらく、日経平均は比較的狭いレンジでの値動きが予想される。

円高の一服で輸出採算への懸念が和らぎ、自動車株など輸出関連銘柄の一角が上昇している。

東証株価指数(TOPIX)は反発している。

個別では、ファストリや東エレク、アドテストが上昇している。太陽誘電やヤマハ発も高い。一方、りそなHDや千葉銀など銀行株は下げが目立つ。第一三共やダイキンも安い。

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次