東証グロース市場は、グロースCoreは軟調。東証マザーズ指数は弱含み。
東証マザーズ指数の終値は前週末比3.70ポイント(0.47%)安の783.33だった。前週末の米株安を受けて新興市場は軟調な展開だった。今週は米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と重要イベントがあり様子見ムードも強かった。
ライフネット、ビジョナル、ウェルスナビが売られた。人気ユーチューバーの退所の可能性が伝わったUUUMが急落した。半面、エニーカラー、キャンバス、リプロセルは上昇した。東証プライム市場への市場変更が発表されたサンアスタも買われた。値上がり銘柄数178、値下がり銘柄数288と、値下がりが優勢だった。
市場関係者は「あまり盛り上がっている銘柄はない」と指摘。あす13日以降に新規上場が続くことから「投資家がIPO(新規株式公開)に向けて資金ポジションを調整して準備していることもその背景となっている可能性がある」とみていた。
個別では、ジェイテック、サンワカンパニー、ビリングシステム、くふうカンパニー、キャンバスなど10銘柄が年初来高値を更新。Sun Asterisk、クリングルファーマ、リプロセル、Branding Engineer、日本スキー場開発が買われた。
一方、ジェイグループホールディングス、ピクスタ、ベイシス、かっこ、サインドなど11銘柄が年初来安値を更新。CINC、ブレインズテクノロジー、アジャイルメディア・ネットワーク、エッジテクノロジー、Aimingが売られた。
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