反発スタート、米株高で買い先行

【寄り付き概況】

13日の日経平均株価は反発して始まった。始値は前日比225円04銭高の2万8067円37銭。東証株価指数(TOPIX)は、16.24ポイント高の1973.57で始まった。

主力株をはじめ幅広くリスクを取る動きが優勢となっている。前日の米国株市場では景気敏感株などに買いが集まり主要株価指数が尻上がりに水準を切り上げる展開で、NYダウは500ドル超の大幅高となった。

日本時間今晩に11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、きょうの東京株式市場では積極的な買いは入りにくいものの、米株高に追随する形で目先ショートカバーを誘発する動きにある。半導体関連など主力銘柄への買い戻しのほか、値動きの軽い中小型株に対するテーマ買いの動きも継続しそうだ。

主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%高となった。東京株式市場でも信越化や東エレクなどに買いが先行している。

個別では、富士フイルムやダイキン、ソフトバンクグループ(SBG)が高い。一方、アドテストやエーザイ、DOWAが下落している。

 

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