東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反落。東証マザーズ指数の終値は前日比5.07ポイント(0.64%)安い786.44だった。14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、米利上げが長期化するとの見方から米株式相場が下落。国内新興市場でも主力銘柄を中心に売りが出た。
半面、下げは限られた。個別で好材料の出た銘柄には買いが入り、指数を下支えした。
ビジョナルやセルソース、QDレーザが下落した。一方、マクビープラやイントループ、マイクロ波は上昇した。
値上がり銘柄数249、値下がり銘柄数222と、売り買いが拮抗した。
15日に東証グロース市場に新規上場したスマートDは、公開価格(1320円)を310円(23.5%)上回る1630円で初値を付けた。終値は初値比158円(9.7%)安の1472円だった。
個別では、ニッソウ、Macbee Planet、Branding Engineer、INTLOOPがストップ高。トラース・オン・プロダクトは一時ストップ高と値を飛ばした。LAホールディングス、サンワカンパニー、データホライゾン、ディジタルメディアプロフェッショナル、I-neなど11銘柄は年初来高値を更新。マイクロ波化学、クラシコム、海帆、AViC、オキサイドが買われた。
一方、ステラファーマ、プレミアアンチエイジング、pluszero、デリバリーコンサルティングがストップ安。QDレーザは一時ストップ安と急落した。ジェイグループホールディングス、ピクスタ、ソーシャルワイヤー、i-plug、サインドなど20銘柄は年初来安値を更新。セルソース、ビジョナル、SKIYAKI、POPER、リンカーズが売られた。
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