「何でも欲しがるジャイアンマーケット」

「何でも欲しがるジャイアンマーケット」

「主要3指数は揃って2%超の続落」

木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
FRBが金融引き締めを長期化させる方針を示したことで、利上げサイクルが近く終了するとの見方が後退。
利上げがリセッション(景気後退)につながるとの懸念が強まった。
「何でも欲しがるジャイアンマーケット」という印象。
S&P500とNASDAQ総合は11月2日以来。
NYダウは9月13日以来の大幅な下落率。
3指数とも終値は11月9日以来の安値水準。
ネットフリックスは8.63%急落。
エヌビディアが4.09%安。
11月の鉱工業生産指数は製造業生産指数が0.6%低下。
市場予想(0.1%低下)以上の落ち込みとなった。
自動車の生産低下が他の分野での上昇を相殺。
10月分は0.1%上昇から0.3%上昇に上方修正。
11月の前年同月比は1.2%上昇だった。
自動車の生産は2.8%低下。
一方、木材、コンピュータおよび電子製品、航空宇宙などの生産は上昇。
製造業の設備稼働率は10月の79.5%から78.9%に低下。
ただ長期平均を0.7ポイント上回った。
産業部門全体の稼働率は0.2%ポイント低下し79.7%。
1972年から2021年の平均を0.1ポイント上回った。
10月の企業在庫は前月比0.3%増と9月の0.2%増を上回った。
市場予想は0.4%増だった。
10月の前年同月比は16.5%増。
12月のニューヨーク州製造業業況指数はマイナス11.2と前月から16ポイント低た。
雇用指数は11月のプラス12.2からプラス14.0に上昇。
支払い価格指数はプラス50.5で11月と同水準だった。
12月のフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数はマイナス13.8。
11月のマイナス19.4から改善した。
4カ月連続でマイナス圏。
市場予想はマイナス10だった。
週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は2万件減少し21万1000件。
市場予想の23万件を下回り労働市場は逼迫している状況た。
週間の継続受給件数は前週比1000件増加し167万1000件。
2月以降で最高水準だが継続需給の増加ペースは前週より鈍化。
小売売上高(季節調整済み)は前月比0.6%減と、市場予想の0.1%減を超えて減少。
2021年12月以来11カ月ぶりの大幅な落ち込みとなった
10月の小売売上高が年末商戦の前倒しに伴い1.3%増と好調だったことの反動との解釈。
「景気後退を巡る懸念やインフレ、利上げの影響で消費者が支出により慎重となっている可能性」との見方。
もっとも10月の貯蓄率は2.3%となり、2005年7月以来の低水準だった。
FRBの金利・経済見通しによると、政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値は5.1%。
07年以来の高水準で9月の予想から0.5%ポイント切り上がった。
しかし金利先物市場の見方は異なる。
23年前半で利上げは打ち止めになり、年末までに4.4%程度まで低下すると予想。
「FRBは市場を説得することに苦慮している。
FRBが5%を大きく上回る水準まで利上げすることができると市場は確信していない」との見方だ。
国債利回りは低下。
10年国債利回りは3.450%。
2年国債利回りは4.240%。
ECBは政策金利を0.50%ポイント引き上げ。
ラガルド総裁のコメント。
「金利は大幅に、かつ安定したペースで引き上げられなければならないと判断している」。
ドイツ2年債利回りは0.245%上昇し2.37%。
2008年12月以来の高水準を更新した。
イングランド銀行は3%の政策金利を0.5%ポイント引き上げ3.5%とした。
2008年以来の高水準となった。
ドル円は137円台後半。
WTI原油先物1月限は前日比1.17ドル(1.5%)安の76.11ドル。
ビッドコインは400ドル安の17395ドル。
SKEW指数は122,73→124.23→124.49。
恐怖と欲望指数は60→51。

木曜のNYダウは764ドル(2.25%)安の33202ドルと続落。
高値33773ドル、安値33016ドル。
下落幅は一時900ドルを超えた。
サイコロは6勝6敗。
騰落レシオは115.27%(前日115.27%)
NASDAQは360ポイント(3.23%)安の10810ポイントと続落。
高値11029ポイント、安値10775ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは97.74%(前日97.36%)
S&P500は99ポイント(2.49%)安の3895ポ゚イントと続落。
高値3958ポイント、安値3879ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは109.87%(前日110.11%)
ダウ輸送株指数は387ポイント(2.72%)安の13889ポイントと4日ぶりに反落。
SOX指数は115ポイント(4.17%)安の2661ポイントと続落。
VIX指数は22.75と上昇。
3市場合算出来高は121.5億株(前日121.5億株、直近20日平均は106.3億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比355円安の27605円。
ドル建ては大証日中比330円安の27630円。
ドル円は137.76円。
10年国債利回りは3.450%。
2年国債利回りは4.240%。

「空売り比率は38.8%と20日ぶりに40%割れ」

木曜の日経平均は寄り付き165円安。
終値は104円(▲0.37%)安の28051円と3日ぶりに反落。
日足は2日連続で陽線。
メジャーSQ値(27576円)には5勝。
TOPIXは3.52ポイント(▲0.18%)安の1973ポイントと3日ぶりに反落。
プライム市場指数は1.62ポイント安の1015.69と3日ぶりに反落。
東証マザーズ指数は5.07ポイント(▲0.64%)安の786.44と3日ぶりに反落。
プライム市場の売買代金は2兆2437億円(前日は2兆4917億円)。
値上がり908銘柄(前日1253銘柄)。
値下が825銘柄(前日493銘柄)。
新高値60銘柄(前日47銘柄)。
新安値15銘柄(前日9銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは105.45(前日105.13)。
NTレシオは14.21倍(前日14.24倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(27971円)からは△0.29%(前日△0.03%)。
3日連続で上回った。
下向きの75日線は27543円。
5日連続で上回った。
上向きの200日線(27235円)からは△3.00%(前日△3.40%)。
31日連続で上回った。
上向きの5日線は27981円。
5日連続で上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.575%(前日▲13.930%%)
買い方▲6.703%(前日▲6.693%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.766%(前日▲11.351%)。
買い方▲22.500% (前日▲22.171%)。
空売り比率は38.8%(前日40.8%。11月15日以来20日ぶりに40%割れ)。
空売り規制なしの比率は7.2%(前日8.5%)。
日経VIは16.31(前日17.11)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.75倍(前日12.77倍)。
前期基準では13.61倍。
EPSは2200円(前日2204円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
BPSは24392円(前日24308円)。
10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。
日経平均の予想益回りは7.84%。
予想配当り利回りは2.27%。
プライム市場の予想PERは13.58倍。
前期基準では14.38倍。
PBRは1.16倍。
プライム市場の予想益回りは7.36%。
配当り利回り加重平均は2.51%。
プライム市場の単純平均は5円安の2462円。
プライム市場の売買単価は2455円(前日2528円)。
プライム市場の時価総額は714兆円(前日7151兆円)。
ドル建て日経平均は206.86(前日207.92)と3日ぶりに反落。
16日連続で200ドル超。
木曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比355円安の27605円。
高値28095円、安値27560円。
大証先物夜間取引終値は日中比190円安の27610円。
気学では「弱体日。戻り売り方針で駆け引きせよ」。
月曜は「安値を付けて目先底をつくる日」。
火曜は「後場へかけて急伸することあり。押し目買い」。
水曜は「人気に逆行して前後場様を変える日」。
木曜は「利のある時は利食って良し」。
金曜は「相場の仕成りについて駆け引きせよ」。
ボリンジャーのプラス1σが28184円。
プラス2σが28397円。
マイナス1σが27758円。
マイナス2σが27545円。
大引はFTSE日本株指数パッシブ売買インパクト。
夜は米クワドラブルウィッチィング。

《今日のポイント12月16日》

(1)木曜のNY株式市場で主要3指数は揃って3日ぶりに反落。
   10年国債利回りは3.450%。
   2年国債利回りは4.240%。
   ドル円は137円台後半。
   SKEW指数は122,73→124.23→124.49。
   恐怖と欲望指数は60→51。

(2)ダウ輸送株指数は387ポイント(2.72%)安の13889ポイントと4日ぶりに反落。
   SOX指数は115ポイント(4.17%)安の2661ポイントと続落。
   VIX指数は22.75と上昇。
   3市場合算出来高は121.5億株(前日121.5億株、直近20日平均は106.3億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比355円安の27605円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆2437億円(前日は2兆4917億円)。
   値上がり908銘柄(前日1253銘柄)。
   値下が825銘柄(前日493銘柄)。
   新高値60銘柄(前日47銘柄)。
   新安値15銘柄(前日9銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは105.45(前日105.13)。
   NTレシオは14.21倍(前日14.24倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(27971円)からは△0.29%(前日△0.03%)。
   3日連続で上回った。
   下向きの75日線は27543円。
   5日連続で上回った。
   上向きの200日線(27235円)からは△3.00%(前日△3.40%)。
   31日連続で上回った。
   上向きの5日線は27981円。
   5日連続で上回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.575%(前日▲13.930%%)
   買い方▲6.703%(前日▲6.693%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲10.766%(前日▲11.351%)。
   買い方▲22.500% (前日▲22.171%)。

(6)空売り比率は38.8%(前日40.8%。11月15日以来20日ぶりに40%割れ)。
   空売り規制なしの比率は7.2%(前日8.5%)。
   日経VIは16.31(前日17.11)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.75倍(前日12.77倍)。
   EPSは2200円(前日2204円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.15倍(前日1.15倍)。
   BPSは24392円(前日24308円)。
   10年国債利回りは0.250%(前日0.250%)。

(8)プライム市場の単純平均は5円安の2462円。
   プライム市場の売買単価は2455円(前日2528円)。
   プライム市場の時価総額は714兆円(前日7151兆円)。
   ドル建て日経平均は206.86(前日207.92)と3日ぶりに反落。
   16日連続で200ドル超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28184円。
   プラス2σが28397円。
   マイナス1σが27758円。
   マイナス2σが27545円。
   大引はFTSE日本株指数パッシブ売買インパクト。
   夜は米クワドラブルウィッチィング。

今年の曜日別勝敗(12月15日まで)

月曜23勝21敗
火曜30勝19敗
水曜22勝24敗
木曜23勝23敗
金曜22勝23敗

12月第1週(12月5日─12月9日)の週間海外投資家動向。
現物797億円売り越し(2週連続で売り越し)。
先物4289億円買い越し(1週ぶりに買い越し)。
合計3492億円買い越し(2週ぶりに買い越し)。
個人は現物568億円買い越し。
先物920億円売り越し。
合計351億円売り越し。
信託銀行は現物1477億円売り越し。
先物4957億円売り越し。
合計6434億円の売り越し。

11月第5週(11月28日─12月2日)の週間海外投資家動向。
現物101億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
先物7979億円売り越し(4週ぶりに売り越し)。
合計8081億円売り越し(2週ぶりに売り越し)。
個人は現物5245億円買い越し。
先物2322億円買いり越し。
合計7567億円買いり越し。
信託銀行は現物3628億円売り越し。
先物680億円買い越し。
合計2948億円の売り越し。

三井住友DSアセットマネジメントのレポート。
(1)日本経済の23年成長率はG7中でトップ。
(2)企業業績も拡大続く。
(3)ソフトなインフレで脱デフレ化が進めばPER評価も上がって日経平均は4万円も

スケジュールを見てみると・・・。

【12月】7勝3敗、(勝率70%、3位)
    気学では「好材料なく下げに注意。目先に走らず見送りが良い」。

12月16日(金)米クワドラブルウィッチィング、FTSE日本株指数パッシブ売買インパクト
12月19日(月)日銀金融政策決定会合(→20日)、首都圏マンション販売、米NAHB住宅指数、
         独IFO景況感
12月20日(火)黒田日銀総裁総裁会見、米経常収支、中古住宅販売、CB消費者信頼感
12月21日(水)訪日外客数、米経常収支、中古住宅販売件数
12月22日(木)GDP確定値、上げの特異日
12月23日(金)消費者物価、米耐久財受注、個人所得、新築住宅販売、変化日
12月26日(月)企業向けサービス価格指数、クリスマスでNY休場、ボクシングデー、上げの特異日
12月27日(火)失業率、有効求人倍率、米FHFA住宅価格、CS住宅価格指数、 株高の日L
12月28日(水)鉱工業生産、年内受け渡し最終日、米中古住宅販売仮契約、変化日
12月29日(木)米シカゴ購買部協会景気指数、水星逆行(→1月18日)
12月30日(金)大納会、中国広州モーターショー
12月31日(金)中国製造業非製造業PMI

◇━━━ カタリスト━━━◇

CARTAHD(3688)・・・動兆

電通グループ傘下。
ネット専業2社が統合。
メディアプランニングや広告配信システムが中核。
EC・ゲームが拡大。、
CM運用も増勢。

(兜町カタリスト櫻井)

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