東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに急落。東証マザーズ指数の終値は前日比35.94ポイント(4.7%)安の726.83で10月後半以来、およそ2カ月ぶりの安値を付けた。前日の米金利の上昇と米株安を受けて朝方から下げて始まった。午後に日銀の金融緩和の修正が伝わり金利が急騰すると、主力株に売りが出て下げ幅を急拡大した。
ビジョナルが4.5%安、フリーが6.0%安、エニーカラーが6.9%安となった。スカイマークは9.1%安となるなど直近上場銘柄にも売りが目立った
値上がり銘柄数16、値下がり銘柄数483と、値下がりが優勢だった。
20日に東証グロース市場に新規上場したmonoAIは、公開価格(660円)を93.9%上回る1280円で初値を付けた。終値は初値比5.5%高の1351円だった。同日にグロース市場に新規上場したインフォRは買い気配のまま終え、売買が成立しなかった。気配値を公開価格(4600円)の2.3倍にあたる1万580円まで切り上げた。
個別ではトライアイズ、I-ne、property technologies、フーディソンが年初来高値を更新。FIXER、Finatextホールディングス、オムニ・プラス・システム・リミテッド、リボミック、海帆が買われた。
一方、霞ヶ関キャピタル、サスメド、property technologiesがストップ安。フーディソンは一時ストップ安と急落した。ユナイテッド、ベースフード、アールプランナー、ジェイグループホールディングス、夢展望など109銘柄は年初来安値を更新。トリドリ、アミタホールディングス、サイフューズ、VALUENEX、ブティックスが売られた。
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