東証グロース市場は、東証マザーズ指数、グロースCoreはともに小幅続落。東証マザーズ指数の前引けは前日比0.79ポイント(0.11%)安い721.06だった。前日の米株高を受けた買いが国内新興銘柄にも先行したが、その後の上値は重く、マザーズ指数は下げに転じた。
市場関係者は「日銀の大規模緩和修正で国内でも金利上昇圧力が強まっている。マザーズ指数を構成する高PER(株価収益率)のグロース(成長)株の重荷となっているようだ」とみていた。
ライフネットやそーせいが売られた。一方、フリーやサンバイオは買われた。
値上がり銘柄数212、値下がり銘柄数255と、値下がりが優勢だった。
きょう東証グロース市場に新規上場したjig.jpは公開価格(340円)を136円(40.0%)上回る476円で初値を付けた。前場の終値は475円だった。
東証スタンダード市場に新規上場したコーチ・エィは公開価格(1840円)を660円(35.8%)上回る2500円で初値を付けた。前場の終値は2222円だった。
名証メイン市場に新規上場したエーインシュは公開価格(640円)を40円(6.2%)下回る600円で初値を付けた。前場の終値も600円だった。
個別ではINFORICHがストップ高。サンクゼール、サンワカンパニー、データホライゾンは年初来高値を更新。WASHハウス、クリアル、monoAI technology、note、オンコリスバイオファーマが買われた。
一方、アールプランナー、夢展望、cotta、アルファクス・フード・システム、データセクションなど37銘柄が年初来安値を更新。デジタリフト、トリドリ、フーディソン、アミタホールディングス、Green Earth Instituteが売られた。
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