値下がり優勢、米国株高を好感した買い

 
東証スタンダード市場は前週の下落基調で値頃感が出てきていた中、前週末の米国株高を好感した買いが入った。中国株高も投資家心理の後押しとなった。ただ、26日は米国のほか主要な株式市場がクリスマスの振替で休場となることから、海外勢のフローは限られ薄商いになると見込まれている。
スタンダードTOP20は小幅高。出来高1億7200万株。値上がり銘柄数549、値下がり銘柄数672と、値下がりが優勢だった。
 
26日に東証スタンダード市場に上場したAパーチェスは、9時に公開価格の880円を11円(1.3%)下回る869円で初値を付けた。午前の終値は794円だった。
 
同じくスタンダード市場に上場したダイワ通信は9時7分に公開価格の1700円を80円(4.7%)下回る1620円で初値を付けた。午前の終値は1500円だった。
値上がり銘柄数166、値下がり銘柄数318と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではラサ商事、クリエイト、IGポート、ユニリタ、山田債権回収管理総合事務所など10銘柄が年初来高値を更新。デイトナ、ヒラノテクシード、ユークス、アピリッツ、JALCOホールディングスが買われた。
 
一方、ナガホリが一時ストップ安と急落した。SDSホールディングス、大盛工業、中央ビルト工業、クックパッド、CAICA DIGITALなど99銘柄は年初来安値を更新。コーチ・エィ、インスペック、助川電気工業、イクヨ、タカトリが売られた。

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