値上がり優勢、値ごろ感に着目した個人が買い

 
東証グロース市場は、マザーズ指数は前日まで8日続落しており、主力銘柄の値ごろ感に着目した個人が買いを入れた。年末で取引参加者が少ないなか、材料の出た値動きの軽い銘柄にも物色が向かった。東証マザーズ指数は9営業日ぶり反発。グロースCoreは大幅高。
東証マザーズ指数の終値は前日比15.24ポイント(2.16%)高の720.03だった。
エニーカラーやビジョナル、ハナツアーJが上昇した。一方で、フリーやAppier、24セブンが下げた。
値上がり銘柄数334、値下がり銘柄数153と、値上がりが優勢だった。
 
27日に東証グロース市場に上場したエレメンツは午前に公開価格(160円)を152円(95%)上回る312円で初値を付けた。終値は制限値幅の上限(ストップ高水準)となる392円で配分された。
 
同じくグロース市場に上場したBTMは午前に公開価格(1500円)を618円(41%)上回る2118円で初値を付けた。終値は初値比268円(13%)安の1850円だった。
 
個別ではレナサイエンス、ELEMENTSがストップ高。エディアは一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、サンワカンパニー、triplaは年初来高値を更新。ホープ、Delta-Fly Pharma、INTLOOP、フリークアウト・ホールディングス、FIXERが買われた。
 
一方、ASJ、ベースフード、アールプランナー、ジェイグループホールディングス、夢展望など41銘柄が年初来安値を更新。アイズ、GENOVA、INFORICH、サーキュレーション、Finatextホールディングスが売られた。
 

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