東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数はともに軟調。東証マザーズ指数の前引けは前日比7.72ポイント(1.07%)安の712.31だった。前日の米株式市場で米長期金利の上昇を背景にハイテク株が売られた流れを受け、国内のグロース(成長)株にも売りが波及した。
売り一巡後は下げ渋った。国内の新興株は下げが続いたため、主力銘柄を中心に下値では自律反発を見込んだ買いも入った。
マザーズ指数は前日に一時200日移動平均線を超えたものの、その後伸び悩んだ。直後の本日の下落とあって、同線が上値抵抗線として意識されてしまい、チャートでは嫌な形となっている。
マイクロ波や主力のフリーが下げた。一方、エレメンツやエニーカラーは上昇した。値上がり銘柄数96、値下がり銘柄数390と、値下がりが優勢だった。
個別では、ZUUが一時ストップ高と値を飛ばした。サンクゼール、クリアル、tripla、ELEMENTS、ホープなど6銘柄は年初来高値を更新。サスメド、フーディソン、レナサイエンス、ヤプリ、フューチャーリンクネットワークが買われた。
一方、エムビーエス、フィット、地域新聞社、ASJ、ユナイテッドなど76銘柄が年初来安値を更新。フリークアウト・ホールディングス、INFORICH、ティムス、BTM、KIYOラーニングが売られた。
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