続落スタート、米ハイテク株安が重荷

【寄り付き概況】

29日の日経平均株価は続落して始まった。始値は前日比265円60銭安の2万6074円90銭。

前日は欧州の主要株市場が総じて軟調な展開だったほか、米国株市場でも景気敏感株やハイテク株など幅広く売りが広がりNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下落した。
特にナスダック総合株価指数は続落で年初来安値更新となった。これを受け東京株式市場でもリスクオフの流れが強まり、日経平均株価は下値模索の動きを強めている。

外国為替市場で円安に振れていることは、輸出セクター中心に株価の下支え材料となる可能性はあるが、押し目に買い向かう動きは限定的となりそうだ。

きょうは12月末の配当権利落ち日にあたる。QUICKによると、日経平均の配当落ち影響度は約43円だった。

東証株価指数(TOPIX)も続落している。

個別では、12月の配当権利落ちとなったJTやINPEXが大きく下落した。SUMCOや資生堂も安い。半面、住友不や三井不など不動産株の一角が上昇している。

 

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