「大発会に際して」

「大発会に際して」

謹賀新年。
令和五年卯年の幕開け。
昨年は「寅は走らず、初め良くても終わりは尻すぼみ」の年でした。
今年は春爛漫、盛夏、そして晩秋の季節感での高値感に遭遇して欲しい年。
メタ、バイオ、量子、6Gなどテーマは豊富。
ここにインフラと防衛関連のテーマが加わることでしょう。
伝統が古豪になり、新興が強豪になるのは箱根駅伝も大学ラグビーも一緒。
昨日までの常識は殻を破ってあらたな新常態へとつながります。
大切なのは「振らなきゃヒットは生まれない」。
ある「野球人生一念」のバッターの言葉。
ネクストバッターズサークルでバットを振るのも悪くはありません。
でも打席に立って本当にバットを振らなければヒットは絶対に生まれません。
その裏にあるのは強い気持ちと強い意志。
そして強い信念と過酷な練習。
ヒーローはそういう背景を持って生まれるものでしょう。
リズムも大切、ハーモニーも大切。
でも研究開発などの準備怠りない銘柄を今年も発掘していきたいと考えています。
提言は文句の塊。
実学に勝る学問なし。
観客席の言葉など聞こえぬフリでも構わない。
足が震えるほどの緊張感でストイックに相場に対峙していきたいと考えています。

「続落」

年初火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
テスラとアップルが大幅安。
22年第4四半期の納入台数が市場予想を下回ったテスラは20年8月以来の安値。
アップルは4%超下落し時価総額は2021年3月以降初めて2兆ドルを割り込んだ。
株価は21年6月以来約1年半ぶりの安値を更新。
2022年1月3日に同社株は初めて時価総額3兆ドルを突破していた。
一方メタ・プラットフォームズは3.7%高。
22年11月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.2%増加。
市場予想は0.4%減だった。
非住宅建設が伸びたことで予想に反して増加。
ただ住宅ローン金利上昇を背景に一戸建て住宅建設は引き続き低迷した。
財新/S&Pグローバルの22年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0。
好不況の分かれ目である50を5カ月連続で下回り9月以来の低水準となった。
安全資産としてのドルへの逃避買いが強まった可能性も指摘される。
年末にかけて2週連続で上昇していた長期債利回りは低下。
10年国債利回りは昨年約2.38%上昇。
少なくとも1953年以降で最大の上昇となった
2年国債と10年国債のイールドギャップはマイナス0.613%。
10年国債利回りは3.752%。
2年国債利回りは4.380%。
市場はFRBがタカ派トーンを維持しても、年内に利下げを実施することを見込んでいる。
FF金利が6月に4.98%でピークに達し、年末までに4.57%まで低下する可能性を織り込んでいる。
円は対ドルで一時6カ月ぶりの高値となる129.51円を付けた。
その後、ドル円は131円水準。
WTI原油先物2月限は前日比3.33ドル(4.1%)安の76.93ドル。
約1カ月ぶりの大幅安となった。
SKEW指数は113.27→113.57→112.74。
恐怖と欲望指数は37→36。

年初火曜のNYダウは10ドル(0.03%)安の33136ドルと続落。
高値33387ドル、安値32850ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは92.53%(前日92.53%)

NASDAQは79ポイント(0.76%)安の10386ポイントと続落。
高値10613ポイント、安値10309ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは87.62%(前日87.62%)

S&P500は15ポイント(0.40%)安の3824ポ゚イントと続落。
高値3878ポイント、安値3794ポイント。
サイイコロは4勝8敗。
騰落レシオは87.81%(前日887.81%)

ダウ輸送株指数は6ポイント(0.05%)高の133981ポイントと反発。
SOX指数は31ポイント(1.23%)安の2500ポイントと続落。
VIX指数は22.90と上昇。

3市場合算出来高は85億株(前日85億株、直近20日平均は107.9億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比210円安の25780円。
ドル建ては大証日中比175円安の25815円。
ドル円は131.00円。
10年国債利回りは3.752%。
2年国債利回りは4.380%。

「反落」

週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
S&P500種は今年19.4%下落。
時価総額で約8兆ドルが消えた。
NASDAQ総合は33.1%安。
NYダウは8.9%安。
金利上昇を嫌気してグロース(成長)株が下落。
バリュー株をアンダーパフォームした。
S&P500成長株指数は年間で約30.1%下落。
バリュー指数は7.4%下落だった。
アップル、アルファベット、マイクロソフト、エヌビディア、アマゾン、テスラは年間で28─66%下落。
債券市場は午後2時までの短縮取引
10年債利回りは上昇。
10年債利回りは今年約2.238%上昇。
少なくとも1953年以降で最大の上げとなった。
2年国債と10年国債のイールドギャップマイナス0.553%。
10年国債利回りは3.878%。
2年国債利回りは4.427%。
2年国債と10年国債の逆イールドはマイナス0.478%。
ユーロ/ドルは0.34%高の1.0697ドル。
年間では5.9%安となった。
昨年は7%安だった。
ポンド/ドルは0.09%高の1.2063ドル。
年間では10.8%安。
中国のオフショア人民元は対ドルで年間では8.7%下落した。
ドル/円は一時約1.63%安の130.860円。
年間では13.7%上昇。
円は2013年以降で最悪のパフォーマンスとなった。
ドル円は131円台前半。
WTI原油先物2月限は前日比1.86ドル(2.4%)高の80.26ドル。
WTIは前年の55%に続き、22年も約7%上昇。
ビットコインは0.26%安の1万6550ドル。
2022年の下落率は64%超となった。
SKEW指数は113.44→112.03→113.27→113.57。
恐怖と欲望指数は35→37。

週末のNYダウは73ドル(0.22%)安の33147ドルと反落。
高値33152ドル、安値32847ドル。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオは92.53%(前日95.55%)
NASDAQは11ポイント(0.11%)安の10466ポイントと反落。
高値10468ポイント、安値10324ポイント。
サイコロは4勝8敗。
騰落レシオは87.62%(前日89.42%)
S&P500は9ポイント(0.25%)安の3839ポ゚イントと反落。
高値3858ポイント、安値3805ポイント。
サイイコロは4勝8敗。
騰落レシオは87.81%(前日94.40%)
ダウ輸送株指数は104ポイント(0.77%)安の13391ポイントと反落。
SOX指数は2ポイント(0.11%)安の2532ポイントと反落。
VIX指数は21.63。
3市場合算出来高は106.18億株(前日87.8億株、直近20日平均は107.99億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比255円安の25735円。
ドル建ては大証日中比220円安の25770円。
ドル円は131.11円。
10年国債利回りは3.878%。
2年国債利回りは4.427%。

「83銭高の大納会」

大納会の日経平均は寄り付き195円高。
終値は0.83円(△0.00%)高の26094円と小幅反発。
一時220円以上上昇した場面もあった。
前日比の変動幅が1円未満は今年初。
21年6月24日(34銭高)以来の狭さ。
日足は3日ぶりに陰線。
日経平均は週間では140下落。
週足は3週連続陰線。
月足も陰線。
今年は6勝6敗。
年足も陰線。
前年比はマイナス。
1月に高値29388.16円をつけ、3月に安値24681.74円をつけた。
2022年通年では、約2697円(▲9.4%)下落。
水曜に空いた窓は26447円→26354円。
木曜に空いた窓は26199円→26126円。
TOPIXは3.56ポイント(▲0.19%)安の1891ポイントと3日続落。
TOPIXは年間で▲5.1%安。
日経平均をアウトパフォーム。
プライム市場指数は1.84ポイント安の973.33と3日続落。
東証マザーズ指数は9.53ポイント(△1.32%)高の730.41と続伸。
グロース株には厳し1年で、マザーズ指数は年間26.1%安。
プライム市場の売買代金は2兆1400億円(前日は2兆3227億円)。
値上がり895銘柄(前日936銘柄)。
値下がり843銘柄(前日818銘柄)。
新高値38銘柄(前日18銘柄)。
新安値8銘柄(前日71銘柄)。
プライム市場の騰落レシオは78.05(前日78.92)。
NTレシオは13.79倍(前日13.77倍)。
9日連続で13倍台。
サイコロは4勝8敗で33.33%。
下向きの25日線(27315円)からは▲4.47%(前日▲4.78%)。
11日連続で下回った。
下向きの75日線は27340円。
11日連続で下回った。
上向きの200日線(27264円)からは▲4.29%(前日▲4.27%)。
10日連続で下回った。
下向きの5日線は26276円。
3日連続で下回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.567%(前日▲10.414%%)
買い方▲10.819%(前日▲10.896%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.556%(前日▲4.914%)。
買い方▲27.408% (前日▲28.140%)。
空売り比率は48.0%(前日51.4%。11日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は10.6%(前日11.3%)。
3日連続で10%超。
日経VIは19.92(前日20.06)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.15倍(前日12.17倍)。
前期基準では12.96倍。
EPSは2147円(前日2144円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.10倍(前日1.11倍)。
BPSは23722円(前日23721円)。
10年国債利回りは0.410%(前日0.455%)。
日経平均の予想益回りは8.23%。
予想配当り利回りは2.42%。
プライム市場の予想PERは13.01倍。
前期基準では13.77倍。
PBRは1.11倍。
プライム市場の予想益回りは7.68%。
配当り利回り加重平均は2.62%。
プライム市場の単純平均は1円高の2368円
プライム市場の売買単価は2246円(前日2268円)。
プライム市場の時価総額は683兆円(前日690兆円)。
ドル建て日経平均は196.85(前日195.37)と反発。
6日連続で200ドル割れ。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比210円安の25780円。
高値25940円、安値25565円。
火曜の大証先物夜間取引終値は日中比200円安の25790円。
週末のシカゴ225先物円建ては大証日中比255円安の25735円。
高値26270円、安値25620円。
週末の大証先物夜間取引終値は日中比250円安の25740円。
気学では大発会は「一方に偏る日。足取りにつけ」。
木曜は「安値にあるときは急伸する」。
金曜は「天底の転換人なる」。
ボリンジャーのマイナス1σが26552円。
マイナス2σが25788円。
マイナス3σが25025円。

《今日のポイント1月4日》

(1)年初火曜のNY株式市場で主要3指数は揃って続落。
   10年国債利回りは3.752%。
   2年国債利回りは4.380%。
   ドル円は131円水準。
   SKEW指数は113.27→113.57→112.74。
   恐怖と欲望指数は37→36。

   週末のNY株式市場で主要3指数は揃って反落。
   10年国債利回りは3.878%。
   2年国債利回りは4.427%。
   ドル円は131円台前半。
   SKEW指数は113.27→113.57。
   恐怖と欲望指数は35→37。

(2)年明け火曜のダウ輸送株指数は6ポイント(0.05%)高の133981ポイントと反発。
   SOX指数は31ポイント(1.23%)安の2500ポイントと続落。
   VIX指数は22.90と上昇。
   3市場合算出来高は106.18億株(前日87.8億株、直近20日平均は107.99億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比210円安の25780円。

   年末のダウ輸送株指数は104ポイント(0.77%)安の13391ポイントと反落。
   SOX指数は2ポイント(0.11%)安の2532ポイントと反落。
   VIX指数は21.63。
   3市場合算出来高は85億株(前日87.8億株、直近20日平均は107.9億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比255円安の2535円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆1400億円(前日は2兆3227億円)。
   値上がり895銘柄(前日936銘柄)。
   値下がり843銘柄(前日818銘柄)。
   新高値38銘柄(前日18銘柄)。
   新安値8銘柄(前日71銘柄)。
   プライム市場の騰落レシオは78.05(前日78.92)。
   NTレシオは13.79倍(前日13.77倍)。
   9日連続で13倍台。
   サイコロは4勝8敗で33.33%。

(4)下向きの25日線(27315円)からは▲4.47%(前日▲4.78%)。
   11日連続で下回った。
   下向きの75日線は27340円。
   11日連続で下回った。
   上向きの200日線(27264円)からは▲4.29%(前日▲4.27%)。
   10日連続で下回った。
   下向きの5日線は26276円。
   3日連続で下回った。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.567%(前日▲10.414%%)
   買い方▲10.819%(前日▲10.896%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.556%(前日▲4.914%)。
   買い方▲27.408% (前日▲28.140%)。

(6)空売り比率は48.0%(前日51.4%。11日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は10.6%(前日11.3%)。
   3日連続で10%超。
   日経VIは19.92(前日20.06)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.15倍(前日12.17倍)。
   EPSは2147円(前日2144円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.10倍(前日1.11倍)。
   BPSは23722円(前日23721円)。
   10年国債利回りは0.410%(前日0.455%)。

(8)プライム市場の単純平均は1円高の2368円
   プライム市場の時価総額は683兆円(前日690兆円)。
   ドル建て日経平均は196.85(前日195.37)と反発。
   6日連続で200ドル割れ。

(9)ボリンジャーのマイナス1σが26552円。
   マイナス2σが25788円。
   マイナス3σが25025円。

今年の曜日別勝敗(12月30日まで)

月曜24勝22敗
火曜31勝20敗
水曜23勝26敗
木曜25勝24敗
金曜23勝26敗

財新/S&Pグローバルが発表した2022年12月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の49.4から低下。
市場予想(48.8)は上回ったものの、好不況の分かれ目である50を5カ月連続で下回り9月以来の低水準となった。
ゼロコロナ政策が緩和されたものの感染者が急増して生産現場が混乱、
需要も低迷した。
大企業や国有企業を対象とする国家統計局の製造業PMIは、中小企業を対象とする財新のPMIよりも落ち込みが深刻で2020年2月以来の低水準。

米政治リスクの調査会社ユーラシア・グループの2023年の世界の「10大リスク」
(1)ならず者国家ロシア「Rogue Russia」
   孤立したロシアが、核兵器やサイバー攻撃を用いて欧米諸国への脅しをエスカレートさせる可能性を指摘
(2)最大化する習権力 習近平(シー・ジンピン)国家主席への権力集中が引き起こす混乱
(3)テクノロジーによる社会混乱
   人工知能(AI)の進化とソーシャルメディアの普及が重なり、フェイクニュースや陰謀論が拡散されやすくなっていると指摘。
(4)物価高騰の波 世界の中央銀行がインフレ抑制に向けて金融引き締めを続けるなか「世界は景気後退に追い込まれる」と予測
(5)追いつめられるイラン 「イランがデモ参加者を支援する国々に対して暴挙に出るきっかけとなる」と予測
(6)エネルギー危機
(7)途上国への成長打撃
(8)米国の分析
(9)デジタルネーティブ世代の台頭
(10)水不足

◇━━━ カタリスト━━━◇

MDV(3902)・・・動兆

医療機関、製薬向けに医療・医薬品データのネットワーク化と利活用の両サービスを提供
データ利活用は診療調査分析中心に伸長。
25年売上高100億円、経常利益25億円以上が目標。
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(兜町カタリスト櫻井)

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