【寄り付き概況】
2023年の大発会となる4日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前営業日比259円57銭安の2万5834円93銭だった。
全般買い手控えムードが募るなか、日経平均株価はフシ目の2万6000円台を割り込んでスタートした。
米国株市場で3日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が1%超下げ、NYダウが小幅ながら続落、ナスダック総合株価指数も安く引けており、東京市場でも主力株を中心にリスクオフの地合いを強いられている。
東京株式市場でも半導体関連が下落している。原油安を受け、INPEXなど原油関連銘柄の下げもきつい。
外国為替市場で一時130円台を下回るなどドル安・円高方向に振れたことも、輸出セクターを中心に警戒材料となっている。売り一巡後は、米株先物の値動きなどに左右されそうだ。
東証株価指数(TOPIX)も下落している。
個別では、ファストリ、東エレク、第一三共が安い。一方、千葉銀、三菱UFJが高い。
